ついにライブハウスが乗り出した、動画配信サービス!

新型コロナウイルスの感染防止の為、公演を自粛せざるお得ない状況のライブハウス。そんな中、荻窪にあるベルベットサンはいち早く動画配信サービスをスタートさせ話題です。荻窪ベルベットサンの動画配信サービスについてご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.新型コロナ感染拡大防止のため、相次ぐライブイベントの中止
  2. 2.荻窪ベルベットサンが4月から動画配信サービスを開始

新型コロナ感染拡大防止のため、相次ぐライブイベントの中止

フリー写真素材ぱくたそ

世界的に蔓延する新型コロナウイルスの猛威は、なかなか収束の光が見えてきません。『3密』密集、密接、密閉を回避する様にと、これだけ注意喚起がされている中、飲食店や映画館だけでなく、スポーツ会場、コンサート会場、そして街のライブハウスは苦境に立たされています。

殆どのスポーツの試合や、コンサートなどのエンターテイメント、イベントなどは中止や延期せざるを得ず、ミュージシャンやスポーツ選手、その関係者にとっては切実な問題となっています。

クラスターと云われている集団感染の発生源として、特に狭い場所に多くの人が集まるライブハウスは、槍玉にあげられ易いのも事実です。

ミュージシャンと同様に、音楽を愛し支え続けてきた街のライブハウスがこんな事で無くなってしまうとしたら、本当に悲しい事です。私自身もライブハウスには演者としても、観客としてもたくさんの事を教えてもらいました。

しかし、現時点で安倍晋三首相は損失の補償については、曖昧な説明にとどまっており、決して安心できる状況ではありません。


 

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荻窪ベルベットサンが4月から動画配信サービスを開始

Photo byPexels

そんな状況の中で自ら動き出す人達がいます。フリーのジャズピアニスト、スガダイローさんらが活動の拠点としている荻窪のライブハウス『ベルベットサン』では、この4月からライブの模様を動画で配信するサービスを始めています。

現在はスガダイローさんのソロピアノや、元ブランキー・ジェット・シティの中村達也さんとのDUO演奏などの過去のライブや、予定されていたアーティストのライブを生配信しています。

同サービスは『Super Chat』という課金投げ銭が出来るシステムを使い収益を得る仕組みになっています。

『Super Chat』で得た収益はミュージシャンや店舗の運営費、スタッフの人件費などに充てられるという事です。

非常に面白い取り組みだと思いますし、今後ライブハウスではこういった運営の仕方が広まってくるのではないかと思います。
 

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音楽を止めてはいけません。こんな時だからこそ、心を強くしてくれたり、励ましてくれるの力が、音楽にはあると思います。

今の状況はしんどいですが、私たち音楽ファンは街のライブハウスを応援し、支えていけたら良いなと、おこがましくも思います。

有事の時こそ、人は1人で生きているのではなく、支え合いながら生きているのだなと強く感じます。ふんばりましょう。
 

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