EMI Records、所属アーティストによるTikTokリレースタート
新型コロナの影響を受けEMI Recordsが「TikTokリレー」を開始しました。自宅待機を要請される中、音楽家たちがファンにエールを送っています。新型コロナの社会的影響とEMI Recordsの動きを、TikTokリレーを中心にまとめました。
UMGの邦楽レーベルEMI RecordsのアーティストがTikTokリレースタート
UMG(ユニバーサル・ミュージック・グループ)の邦楽レーベルであるEMI Recordsが、新型コロナウイルス感染拡大を受けアーティストによるTikTokリレーを開始しました。
TikTokとは短い動画を投稿したり投稿者の動画を視聴したりして楽しむ、若者を中心に流行っているツールのことです。
EMI Recordsに所属するアーティストたちが歌・トークなどを日替わりに更新し、不安を抱えているファンたちに元気を届けています。
EMI RecordsのTikTok公式アカウント
EMI Recordsとは?
もともとイギリスのレコード会社であり、かつては4大レコードのひとつでした。
2012年にユニバーサル・ミュージックの傘下となっています(音楽出版事業はソニーの子会社)。
The BeatlesやX JAPANなどのアーティストの他、ウィーンのフィルハーモニー管弦楽団などクラシック系の音楽家も数多く所属しているようです。
EMI RecordsのTikTokリレー参加者
【 🎽TikTokリレー参加🎽 】
— C&K STAFF (@CK_STAFF) April 13, 2020
C&Kが所属するユニバーサルミュージックEMI Recordsのアーティストで繋ぐ、
TikTokリレーがスタート!
C&Kがトップバッターです🏃♂️https://t.co/PoJWW4v0Ey#candk #EMITikTokリレー #おうち時間#stayhome#うちで過ごそう #家にいるだけで世界は救える#emirecords
TikTokリレーの動画は歌だけではなく、思わず笑ってしまうような「楽しい」ものも見られるようです。
2020年4月13日から、ボーカルユニットC&Kからスタートしました。
現在参加しているアーティストは井上苑子・AIです。
今後も、TikTokリレーのバトンはEMI Recordsのアーティストたちにつながれていきます。
新型コロナの影響を受け、EMI Recordsは公式YouTubeチャンネルも設立
EMI RecordsはTikTokリレーとともに、公式YouTubeチャンネルも設立しました。
現在シンガーソングライター松任谷由実の名曲『春よ、来い』などを含む、全39曲のライブ映像の他、松田聖子やAIのライブ映像も公開されています。
今後も人気バンド東京事変や10-FEET、HKT48などのライブ映像が公開されると発表されました。
EMI Recordsの公式YouTubeチャンネル
新型コロナで世界が大パニックに…
新型コロナウイルス感染拡大により、音楽業界はもちろん世界中のさまざまな場所でパニックが起きました。
中国の武漢から広がったと言われており、日を重ねるごとに感染者数・死者数が増加しています。
新型コロナ感染拡大による影響①:経済危機
新型コロナウイルスにより、戦後最大の経済危機を迎えました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催も延期となり、日経平均は2万円以上の大台を割り2008年の世界金融危機を思わせる事態です。
アメリカでも株や債券、為替が全て暴落しています。
新型コロナ感染拡大による影響②:自宅待機要請
新型コロナの感染拡大をとめるには、人との接触を避けること以外に現状方法がありません。
そのため飲食店の出入りや不要な外出、普段の通勤・通学まで自粛を要請されるようになりました。
終息が見えない不安もあり新型コロナの影響による家庭内DVの増加や、夫婦間の殺人事件なども報道されています。
新型コロナ感染拡大による影響③:医療機関
自宅待機が要請される中、医療機関は人手不足になっています。
さらに病院では医療機器やベッド、病室が足りなくなりました。
来診者が殺到し、治療を受けたくても受けられない人も増えているようです。
新型コロナ感染拡大による影響④:買い占め騒動
ドラッグスタやスーパー、コンビニなどマスクが各所で売り切れています。
買い占めはマスクに限ったことではなく、除菌シートや除菌スプレーなども同様です。
さらにインターネットでながれたデマの情報により、トイレットペーパーも品不足に陥りました。
まとめ
終息が見えない新型コロナウイルス感染拡大問題ですが、EMI Records所属のアーティストたちがファンへ、インターネットを使って届けているようです。
不安や憂鬱が晴れないことが、とても多いかもしれません。
今後もつながっていくTikTokリレーをチェックして、アーティストから元気や癒しをもらいましょう。