音楽を支えるwe fanの新プロジェクト「#オンガクノチカラ」が始動
コロナ長期化により表現活動者達は皆、大苦戦中です。
そんな中、クラウドファンディングの「we fan」が「#オンガクノチカラ」という新企画を立ち上げました。
多数アーティスト支援活動を行ってきたwe fanが、どのように「#オンガクノチカラ」を見せてくれるのでしょう。
we fanは音楽専門のクラウドファンディングサービス
we fanは、2016年、インディーズレーベルの株式会社LD&Kによって、「レコード会社には頼らないクラウドファンディングプラットホーム」として立ち上げられました。
この少し前ごろから、従来のやり方だけでは、音楽関連業務収益をコンスタントに上げることが、時代の流れとともに難しくなってきました。
そこで、アーティストたちが実現したいことを事前に提示し、賛同者たちから活動資金を募り、もっと自由に発想を形にできる、「クラウドファンディング」という仕組みに着手しました。
#オンガクノチカラも、そんなクラウドファンディング企画の1つです。
同社は、数ある他のクラウドファンディングとは圧倒的に規模感が異なり、音楽事業全方位に当たる、「音源制作、宣伝、流通、イベント、フェスブッキング、グッズ作成、著作権処理業務、管理、ファンクラブ運営」といったノウハウを持ちます。
文字通り「360度アーティスト支援型クラウドファンディング」ですね。
立ち上げ一か月後の単独プロジェクトの一つは、音楽アーティスト中では支援史上第3位となる、「1000人支援、1500万円調達」をわずか18日で達成したそうです。
音楽業界を支えるプロジェクト、「#オンガクノチカラ」を始動
上記のように、アーティストを支え続けているwe fanですが、今回の、#オンガクノチカラのコンセプトは以下のようなものだそうです。
この企画についてwe fanからのメッセージコメントです。
新型コロナの発生から世界が変わりはじめています。
私達はそれに対してどのように進んで行くべきなのか日々自問自答を繰り返しています。
we fanは音楽に特化したクラウドファンディングとして生まれました。
母体が音楽レーベル、マネジメント、ライブハウス、イベント制作を行う企業だからこそ。
そして、これからの音楽業界のために何ができるか考え続けてきたからです。
そんな中、新型コロナの影響でまず通常公演が止まりました。
次に無観客ライブもできなくなりつつあります。
直にレコーディングもままならなくなるでしょう。
そんな中で我々音楽に携わる者にとって活動の場が狭められてきています。
私たちは、we fanにできることを考え続けています。
音楽はどんな時も私たちと共にあります。
楽しい時は音楽を聴いてみんなともっと楽しくなれる。
悲しい時は一人音楽を聴いて慰められる。
音楽なしで生きていける人もいると思います。
だけど私たちは音楽なくして生きては行けないのです。
いくつもの夜を音楽と共に過ごし、いくつもの朝を音楽と共に迎えてきました。
私たちは「オンガクノチカラ」を信じています。
今現在苦しんでいるすべての人のために、そしてなにより、もがき苦しんでいる音楽のためにも、
we fanにできることを全力で出し切っていければと思っています。
オンガクノチカラで、音楽のある日々を。
日に日に新型コロナウィルスの感染拡大が広がり、なかなか先が見えない音楽業界関係者は焦燥しています。
そんななかでも、オンガクノチカラ(音楽の力)でアーティストも、音楽ファンも明るい気持ちにさせてくれます。
具体的にこんなプロジェクトが形に!
すでにいくつかのプロジェクトが動き始めているようですが、早くも支援金が集まり、具現化することが決まったのがこちらです。
スターダストプロモーション所属のアイドルユニット「チームSHACHI」の、無観客ライブ無料配信のプロジェクトです。
このユニットは、両A面シングル「Rocket Queen feat.MCU/Rock Away」でオリコンウィークリーチャートで3位となりました。
また、カプコンのアクションゲーム「ロックマン」とコラボしたスマホ向け無料ゲーム「ROCKMAN20XX〜戦え!TEAM SHACHI」もブレイク中です。
上昇気流の中でしたが、2月15日(土)静岡県からスタートした全国ツアー「TOUR2020〜異空間〜」が、新型コロナウイルス感染拡大のため、2月末の公演以降は延期や中止となってゆきました。
ツアーの目玉公演である、渋谷公会堂公演も、ソールドアウトになっていたにも関わらず、中止です。
それでも、準備を重ねてきた集大成を届けるべく、無観客ライブを無料配信する企画が持ち上がり、クラウドファンディングを行うことになったのです。
こののツアーにおける公演延期などび伴う運営費、舞台音響照明などのステージ制作経費や、無観客ライブ配信でのステージの制作費などを募る運びとなりました。
すでに2500人近くの方から、目標金額の108パーセントもの資金が集まり、4月19日に無料配信を行う予定になったそうです。
おうちで聴いてくださる多くのお客様に向けて、伝わるものが届けられるよう、メンバーたちは準備を整えています。
全方位面のノウハウを持つwe fan のサポートの元、たとえ無観客でも、素敵なライブになりそうですね。
今後も、多数のアーティストが、この企画で様々な発信の準備をしています。