AI、オンラインパフォーマンス『Together At Home』を開催発表
新型コロナウイルス感染拡大を受け、歌姫レディー・ガガが筆頭に立ち設立した『Together At Home』に、日本人で初めてAIが参加しました。自身のInstagramでライブ配信され、世界中で話題になったようです。AIの現在の活動や楽曲と共にまとめました。
AIが世界に向けた発信をするソーシャルメディアプラットフォームに乗り出す
新型コロナウイルス感染拡大で大パニックにおちいっている中、世界中のアーティストたちがさまざまな動きを見せています。
公演が中止になり、自宅待機が呼びかけられる中で自分たちにできることが何かと、音楽家たちは支援活動や著名活動などをしているようです。
アメリカのシンガーであるレディー・ガガのキュレーションによってはじまった『Together At Home』というプロジェクトには、たくさんの大物ミュージシャンが参加しています。
日本人は女性歌手のAIが唯一参加し、AIの公式ホームページでもInstagramで配信することと、その内容の詳細が公開されました。
AIのプロフィール
歌手でありソングライターであるAI(あい)は、アメリカで生まれ日本の鹿児島県で育ちました。
AIはアメリカ人の祖母を持つクォーターで、母親はタレント活動や講演活動しています。
妹もロサンゼルスでデザイナーやカメラマンをしており、文化に慣れ親しんでいる家系であるようです。
10代後半は彼女が生まれたロサンゼルスで過ごしており、その時に本場のゴスペルやソウルミュージックを体感しました。
またメディア出演のさいにはたびたび、演歌が好きでカラオケでもよく歌うと語っています。
明るく素直な性格で交友関係も幅広く、多くのシンガーに楽曲提供もしているようです。
ちなみにロサンゼルスにいた頃AIはパフォーミング・アーツ・スクールという、有名な専門学校に通っていました。
東洋人でありながら実力があり、明るい人柄だったためどこで歌っても彼女は人気のシンガーだったそうです。
ちなみにその当時、ゴスペル・クワイアの一員としてメアリー・J. ブライジのライブに、オーディションを勝ち抜いてジャネット・ジャクソンのMVに参加しています。
実はAIは、最初アメリカでグループを組んでデビューする予定でした。
同時期にBMG Japanからのオファーが来ていたので、日本での活動を選択したようです。
2005年にリリースした『Story』が大ヒットとなり、年末の紅白歌合戦に出場するほどの人気歌手にのぼり詰めました。
AIの公式サイト
AIのInstagram
AIのTwitter
オンラインパフォーマンス『Together At Home』とは
『Together At Home』は世界の歌姫であるレディー・ガガが、世界保健機構(WHO)やGlobal Citizenと協力しを実施するプロジェクトです。
『Together At Home』では世界の有名アーティストがInstagramなどのSNSやYouTubeなどの配信ツール、テレビなどを使ってバーチャルコンサートを届けます。
目的は新型コロナウイルス感染者の治療に携わる医療関係者たちを支援することで、世の中の決断力を高めようという意図も含まれているようです。
参加アーティスト
『Together At Home』に参加しているのは、世界的に有名なアーティストばかりです。
ほんの一部ではありますが、参加アーティストの名前一覧がこちらになります。
- エルトン・ジョン
- スティーヴィー・ワンダー
- ポール・マッカートニー
- アラニス・モリセット
- ビリー・アイリッシュ
- アリシア・キーズ
- ビリー・ジョー・アームストロング(グリーン・デイ)
- クリス・マーティン(コールドプレイ)
- エディ・ヴェダー(パール・ジャム)
- デヴィッド・ベッカム
- アンドレア・ボチェッリ
- ケリー・ワシントン
- バーナ・ボーイ
- ケイシー・マスグレイヴス
- キース・アーバン
- ラン・ラン
視聴方法などの詳細
各アーティストは自身のアカウントで主に配信しているようですが、過去のSNSアカウントなどで、リアルタイムでなくてもアーカイブ映像なども見られます。
またGlobal Citizenの公式サイトでメールアドレスを登録することで、視聴もより簡単にできるようです。
この機会に登録してみるのもいいかもしれません。
自宅から配信しているアーティストたちの、素晴らしい演奏を楽しむことができます。
Global Citizenの公式サイト
Global CitizenのYouTube
Global CitizenのInstagram
Global CitizenのTwitter
Global CitizenのFacebook
AIはTikTokリレーにも参加
EMI Recordsの所属アーティストたちが、日替わりで過去のライブ映像やメッセージ映像などを更新していくTikTokリレーにも、AIは参加しています。
2020年4月13日よりEMI Recordsの、TikTokのアカウントにてスタートしました。
ファンたちはこのアカウントを見て、自宅から勇気をもらっているようです。
EMI RecordsのTikTokアカウント
AIの楽曲でおすすめ3選
新型コロナウイルスの脅威により、日々不安に駆られているファンをAIは勇気づけているようです。
数あるAIの楽曲から、おすすめを3曲厳選して紹介します。
Story
発売:2005年5月18日
作詞:AI
作曲:2SOUL
AIにとって12枚目のシングル曲です。
この楽曲の歌詞が世間の人々の心を動かし、AIの名前は瞬く間に有名になっていきました。
ハピネス
発売:2011年11月18日(配信)
作詞:AI
作曲:AI・UTA
人気飲料コカ・コーラのCM曲に起用されました。
ウエディングソングとして、結婚式場でもよく流れている楽曲です。
E.O.
発売:2004年5月12日
作詞:AI
作曲:AI
テレビ東京の音楽チャート番組「JAPAN COUNTDOWN」のエンディングテーマにも起用されています。
日本人とは思えないグルーブ感ある歌唱が、とてもかっこいい一曲です。
まとめ
外出自粛要請で不安な日々が続く中、AIが見せている活動の数々や彼女の天真爛漫なキャラクターは多くのファンの支えになっているようです。
『Together At Home』には日本人で初めての参加となり、世界中で話題を呼んでいます。
彼女の今までの名曲やこれからの活動、『Together At Home』と共に注目必至です。