【ドラム】人気なドラムのメーカーを一挙ご紹介!

世界にはたくさんのドラムメーカーがあります。老舗メーカーから比較的新しいメーカーまで多種多様です。そんな中あなたは何を基準にドラムを選びますか?見た目・値段・音、どれも重要な要素ですよね。このページではメーカーごとに特徴を紹介したいと思います。

記事の目次

  1. 1.ドラム機材のメーカーはたくさんあるらしい!
  2. 2.ドラムのパーツ
  3. 3.ドラムメーカーで有名なのは?
  4. 4.ドラムメーカーを比較してみよう
  5. 5.まとめ

ドラムメーカーで有名なのは?

日本と世界のドラムメーカーをピックアップしてみましょう。

日本のドラムメーカー

  • Pearl
  • TAMA
  • YAMAHA
  • CANOPUS(カノウプス)

世界のドラムメーカー

  • SONOR(ドイツ)
  • Ludwig(アメリカ)
  • Gretsch(アメリカ)
  • DW(アメリカ)
  • Premier(イギリス)

Photo by272447

ドラムメーカーを比較してみよう

それでは実際におすすめのドラムメーカーを比較して見ていきましょう。

Pearl

日本の3台ドラムメーカーの1つ。
パール楽器製造株式会社は1946年に創立された打楽器やフルートを製造する楽器メーカーです。

世界各国に愛用者が多く、国内ではトップレベルのユーザー数を誇っています。
 

特徴

ロックドラマーに好んで使われていますが、ポップス・ジャズ・フュージョンといったジャンルでも使われています。

新しい素材にもいち早く挑戦し、ファイバーシェルを開発したことで有名です。

シンバルスタンドなどのハードウェアも充実していて、高い信頼性と快適性を備えた、ユーザーの痒い所に手が届くような製品が揃っています。
 

ピックアップモデル

  • EXPORT EXX725S/C 定価¥102,000
すべてのパーツが揃っていて、これ一台ですぐにドラムが始められることをコンセプトにした初心者向けのエントリーモデル。
  • DMP925S/C-D 定価¥189,000
シェルにメイプル材を100%使用。音に広がりがありつつ、コントロールもしやすい。
どんなジャンルにも会い、プレイヤーを選ばないユーティリティモデルです。

TAMA

日本の3台ドラムメーカーの2つ目。

TAMAを製造している星野楽器は、楽器の製造・販売を行うため星野書店の楽器部門として1908年に創業しました。
エレクトリックギターやアンプで有名なアイバニーズも星野楽器のブランドです。

特徴

ハードロックやメタルのドラマーによく使われているイメージですが、ジャズドラマーのエルビン・ジョーンズ氏も使用していたことからPearlと同様に幅広いジャンルに対応できるドラムです。

豪快で存在感のある音が特徴で、ユーザーの要望に応えるためシェルのサイズを40以上から選ぶことが出来ます。

ピックアップモデル

  • Imperialstar IE52H6HC 定価¥108,000
初めてドラムを叩くのに、使いやすくて耐久性に優れたセットです。
  • Starclassic WBS42S-LPO 定価¥265,000
TAMAの技術と歴史の集大成のシリーズ『Starclassic』。
その中でもウォルナットとバーチ材をハイブリットしたシェルは試行錯誤の上に完成したTAMAの真骨頂です。

YAMAHA

誰もが知っている日本が世界に誇る楽器メーカーですね。
1969年にはピアノ生産台数で世界一になり、100種類以上の楽器を生産する世界最大の総合楽器メーカーです。
 

特徴

PearlやTAMAと比較するとフュージョンやファンク、ジャズなどでよく使われています。
世界一のセッションドラマーのスティーブ・ガッド氏もヤマハです。

ヤマハのドラムは柔らかく温かみのある音が特徴なので、ロックよりフュージョン系のドラマーに好まれているのでしょう。

バーチを用いたシェルにこだわり、主力商品としています。

ピックアップモデル

  • RYDEEN RDPOF5 定価¥122,500
初心者から中級者まで使える安い価格帯のエントリーモデル。
  • Recording Custom 定価¥456,000
トップドラマーのスティーブ・ガッド氏の協力を得て、音質に最大限こだわって作られたセット。

CANOPUS(カノウプス)

カノウプスは東京に本社を持つ打楽器とギターアンプのメーカーです。
街の楽器屋として始まり、「理想の音」を求めてドラム制作にも乗り出しました。

唯一無二のけやきを使った単盤くり抜き胴スネアの開発など、これからが楽しみなメーカーです。

特徴

60~70年代にレコーディングされた音を再現することをテーマに作られています。
日本では河村カースケ智康氏が使っていることで有名です。

ピックアップモデル

  • YAIBA Ⅱ Groove Kit 定価¥185,000
日本製でハイクオリティのコストパフォーマンスに優れたモデル。

SONOR(ソナー)

クラシック系パーカッションも扱うドイツの打楽器を製造・販売する楽器メーカー。
高い技術の粋を尽くして制作をすることでも有名です。

特徴

タムのサイズなどが、他のメーカーと比較すると深く作られています。
その分音を鳴らし切るのが難しいですが、鳴ると迫力のある大音量を出してくれます。

日本ではスタジオミュージシャンに好んで使われ、故・青山純氏や山木秀夫氏などが使用しています。
 

ピックアップモデル

  • SQ1-320 定価¥312,750
2017年に発売された最新モデル。

Ludwig(ラディック)

ドイツ人のウィリアム・フレデリック・ラディックがアメリカで立ち上げた打楽器メーカー。

ビートルズのドラマーのリンゴ・スター氏が使用していたことから一躍有名になりました。

日本では野中貿易株式会社が代理店として契約を結んでいます。

特徴

リンゴ・スター氏をはじめレッドツェッペリンのジョン・ボーナム氏などのロックの名ドラマーに使われてきましたが、音は柔らく豊かな低音が印象的です。

シェルの材が柔らかく遠くに音を飛ばすのには向きませんが、近くでの鳴りは素晴らしいものがあります。

ピックアップモデル

  • Classic Maple MOD-22 定価¥375,000
ラディックで最もポピュラーなメイプルのシェルで作られたセット。
明るい抜けの良さが特徴。

Gretsch(グレッチ)

1950年代にアート・ブレイキー氏などのジャズドラマーに愛用されたドラムメーカーです。

またロックにも使われていて、ローリングストーンズのチャーリー・ワッツ氏もそのひとりです。

エレクトリックギターのブランドとしても有名で、カントリーやロカビリーのミュージシャンに好まれています。

特徴

キット全体としては中音域がグッと響く骨太な音が特徴です。
スネアは反対に高音重視で抜けは抜群。

またシェルの内部はSilver Sealerと呼ばれる塗装が施されています。

ピックアップモデル

  • Renown RN2-E605 定価¥300,000
60~70年代風のパワフルな強めのアタックと、80~90年代風のクリーンなサウンドを合わせ持つドラムセット。

DW(Drum Workshop)

DWは元々レッスンスタジオとして設立され、のちに運営資金を得るためにドラム関連の商品を販売したことが始まりです。

キックペダルなどはクセがありながらも不動の人気を得るまでになり、最高峰の呼び声が高いです。

特徴

アメリカのメーカーらしい豪快な迫力のある音がします。

「True-Pitch Tuning Rods」というボルトを採用していて、一般的なドラムより細かなチューニングが可能です。

ピックアップモデル

  • Performance Series 4pc Set 定価¥293,000
上位機種Collectosシリーズで培った技術をふんだんに取り入れつつ、価格を抑えコストパフォーマンスに優れたシリーズです。

Premier(プレミア)

イギリスの老舗打楽器メーカーで1922年に創業しました。
日本での知名度はあまり高くありませんが、ザ・フーのキース・ジョー・ムーン氏が使用していたことで世界では知られています。

特徴

イギリスらしくエレガントな見た目で、バーチ材のシェルからはあたたかい上品な音がします。

現在日本では取り扱っていないため入手が困難です。

ピックアップモデル

  • British Collection: Vintage Series Kit 定価$3,555
マホガニーとバーチ材の混合材でシェルを薄く作成したことにより、太く温かい音がします。

まとめ

いかがでしたか?

世界中にこんなにもドラムメーカーがありますが、きっと運命の1台と出会えるはずです。

あなたの好みのドラムセットをぜひ見つけてください!

関連記事

Article Ranking