【9選】ボカロといえば?聴けばわかる、ボカロ名曲ご紹介!
音楽界に突如現れた新ジャンルとして「ボーカロイド(通称:ボカロ)」が挙げられます。ボカロは気軽に作曲をすることができるため、数多くの名曲が生まれました。今回はボカロと言えばこの曲!と言われる名曲をいくつかご紹介していきたいと思います。
話題のボーカロイドとは
突如現れた音楽ジャンル「ボーカロイド(通称:ボカロ)」を皆さんはご存じでしょうか?
近年ネットが発達し、パソコンとソフトウェアがあれば音楽制作をすることができるようになりました。
ボーカロイドとはYAMAHAのソフトウェアの名称で、音程を設定することで、歌詞をロボットが設定した音程に合わせて歌ってくれるというものになります。
最近話題になっている「バーチャルYouTuber」も類似しているものの一つとなっており、ボカロは「バーチャルシンガー」という括りとなります。
代表的なボーカロイドとして、「初音ミク」が挙げられ、誰もが一度はきいたことがあるのではないでしょうか。
そのほかにも、鏡音リン・レン、KAITO、GUMI等と様々なボーカロイドが登場し、ボーカロイド界隈が一気に賑わいました。
ボカロは主に、中高生の若年層に口コミで広がり、ここ4,5年のカラオケランキングでも常に上位にあるほど人気のジャンルとなりました。
今回はそんな話題のボーカロイド(通称:ボカロ)発の名曲についていくつかご紹介していきたいと思います。
ボカロから生まれたアーティスト達をご紹介!
ボカロというジャンルが確立され、初音ミクが登場してから約13年ほどしか経っていませんが、ボカロから活動を始め、今ではメジャーデビューを果たしたアーティストが数多く存在しています。
有名なボカロ名曲をご紹介する前に、まずはボカロ初のアーティストにどのような方がいるのかについてご紹介していきたいと思います。
ボカロ発アーティスト:米津玄師
ボカロ発のアーティストの中で最も有名な方として「米津玄師」さんが挙げられます。
米津玄師さんと言えばYouTubeで最も再生回数が多い楽曲動画の「Lemon」の作曲家であり、今や知らない人はいないといっても過言ではありません。
ボカロにあまり詳しくない方はいきなり米津玄師さんが出てきたとき「何者?」と思ったのではないでしょうか・・・(笑)
米津玄師さんはボカロPと呼ばれる音楽制作ソフトを使って作曲し、音楽投稿サイト(YouTube,ニコニコ動画)へアップするという活動をしていました。
その時は’米津玄師’という名義ではなく、’ハチ’という名義で活動を行っており、ハチとしても数多くの名曲を残しています。
米津玄師さんのファンは是非とも聞いておきたいですね!
ボカロ発アーティスト:96猫
次にご紹介するボカロ発のアーティストは「96猫」さんです。
96猫さんはボカロ曲を歌う「歌い手」として活動しており、今ではお馴染みの歌ってみた系の動画を多く投稿しておりました。
驚くことに、96猫さんは女性であるにも関わらず、男性の声で歌い上げるという両声類で多くの支持を集めていた歌い手さんの一人です。
メジャーデビュー時の1stアルバムは「嘘の火花」という楽曲で、アニメ「クズの本懐」のOP曲を担当しました。
ボカロ発アーティスト:EGOIST、supercell
次にご紹介する「EGOIST」は元々ボカロPだったryo(supercell)さんがプロデュースして生まれた音楽グループとなります。
ボカロP時代では、メルト等の名曲は数多く生み出し、メジャーデビュー後も「君の知らない物語」などの名曲を生み出しています。
ryoさんの今後の活躍には注目ですね!
聴けばわかる、ボカロ名曲9曲ご紹介!
次に神曲と名高いボカロの名曲を9つご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するボカロ曲の他にもおすすめの名曲はたくさんありますので、自分で探してみるのも面白いと思いますよ♪
ボカロ名曲:千本桜
初めにご紹介するボカロの名曲は「千本桜」です。
千本桜は2011年に黒うさPにより作曲された曲となっており、ボカロで一番有名な曲と言えばこの曲!と言われるほど大人気な曲となっております。
聴いた視聴者からは、「国家だよ!」や「原点にして頂点」というコメントも流れたことで、歌手の小林幸子さんを始めとするアーティストもカバーをするほど有名です。
ボカロ初心者はまずは「千本桜」から聴いてみるのがおすすめです!
ボカロ名曲:メルト
2つ目にご紹介するボカロ曲は「メルト」です。
メルトは2007年にボカロPのryoさんにより投稿され、一躍有名になった神曲の一つです。
日本に訳すと「溶ける」となり、乙女の恋心をあらわしている恋愛曲となっています。
先ほどもご紹介したように、メルトで有名になったryoさんはメジャーデビューしていくため、EGOIST、supercell好きにはたまらない一曲になるのではないでしょうか?
ボカロ名曲:マトリョシカ
3つ目にご紹介するボカロ曲は「マトリョシカ」です。
マトリョシカを作詞作曲しているのはハチさんで、米津玄師さんのボカロP時代の作品になります。
2010年に投稿されて以来人気が出て、数多くの歌い手さんが歌ってみた動画を出すことでより有名になっていきました。
セリフ調の歌詞も多く、「あなたとわたしでランデブー?」は耳に残るフレーズになります。
オリジナルPVに映っているGUMIが着ているパーカーが可愛いと話題になり、商品化されたりとボカロ界隈でマトリョシカ現象が起こるほど人気がある曲となっております。
ボカロ名曲:初音ミクの消失
4つ目にご紹介するボカロ曲は「初音ミクの消失」になります。
cosMo@暴走Pが2008年にニコニコ動画へ投稿し、人間には歌うことができないスピード(BPM240もの高いテンポ)で初音ミクが歌うということもあり一躍有名になりました。
カラオケのJOYSOUNDでも「難しすぎて歌えない曲」のランキング1位に選ばれており、歌い手さんの黒澤まどかさんが歌いきることに成功した際には「人間卒業おめでとう!」というコメントでボカロ界隈を騒がせました。
cosMo@暴走Pのメジャーデビューアルバム「初音ミクの消失」には初音ミクの消失の他にも、暴走、終焉等様々な初音ミクに関する楽曲が収録されており、ボカロ界の歴史の一ページとして語り継がれています。