【ボカロ】『妄想感傷代償連盟』の中毒性がやばい!知らない人は今すぐ聴くべき、曲を徹底ご紹介!

大人気ボカロ曲『妄想感傷代償連盟』。ヒットの秘密はメロディーと歌詞が生み出す「中毒性」にあった!?『妄想感傷代償連盟』をが持つ「中毒性」とはどんなものなのでしょうか。メロディーと歌詞、そしてMVにも注目をしながら、『妄想感傷代償連盟』について徹底紹介します!

記事の目次

  1. 1.不安なメロディで描かれる、ボカロの『妄想感傷代償連盟』の中毒性がやばい!
  2. 2.『妄想感傷代償連盟』を歌うのは大人気アーティスト、DECO*27
  3. 3.歌詞やMVも曲にベストマッチしたテイストに
  4. 4.まとめ

不安なメロディで描かれる、ボカロの『妄想感傷代償連盟』の中毒性がやばい!

MVの再生回数は2000万回以上! 大人気ボカロ曲『妄想感傷代償連盟』

『妄想感傷代償連盟』は、2016年11月18日にニコニコ動画、YouTubeにて公開されたボカロP『DECO*27』のオリジナルボカロ曲です。元々は同年9月に発売されたDECO*27の5枚目のアルバム『GHOST』に収録されていた楽曲であり、発売後に改めてMVを付属させた形での楽曲公開がされた楽曲となっています。

投稿から5ヵ月後には、ニコニコ動画にて再生回数ミリオンを突破。2020年3月現在ではYouTubeにて2000万再生を超えていたりと、投稿から4年が経った現在でも多くのボカロファンが視聴し続ける大人気楽曲となっています。

そんな『妄想感傷代償連盟』は、どうしてここまでの再生が行われる大人気楽曲となったのでしょうか。

そこにはこの楽曲が持つ、「中毒性」という名の大きな魅力が存在していたのです。
それがどんな意味をもつものなのか、その正体に迫って見ましょう。

あの人気ボカロPも絶賛! 一度聴いたら離れないメロディーと歌詞

Photo bystevepb

『妄想感傷代償連盟』にて一番の注目を浴びている部分はメロディーです。出だしからうす暗いメロディーが、淡々としたビートを刻みながら奏でられており、聴いているとどこか心が落ち着かない、なんだか不安な気持ちにかられる曲調となっています。

特に楽曲の盛り上がりどころでもあるサビの部分は、多くのファンから「ループしてしまう」「中毒性がやばい」と高い評価を受けるものとなっています。淡々と続くビートに合わせたように綺麗に韻が踏まれた歌詞の造りがマッチしている為に、忘れづらく、頭の中にすんなりと染みついてしまうものとなっている模様です。

制作者であるDECO*27と同じく、ボカロ界を代表する人気ボカロP『Neru』もそのメロディーには称賛の声をあげており、5thアルバム『GHOST』発売時の対談インタビューにては「クラブっぽい4ビートというか、サウンド的に新しいことをやりつつ、リリックはライムを踏みつつも、意味を破綻させないことに気を配っている」と語っています。この「クラブっぽい4ビ-ト」そして「ライムを踏んでいるリリック」というそれは、多くのボカロファンがサビの部分に寄せている感想に通ずるものがある言葉です。

つまり、この2つが『妄想感傷代償連盟』の楽曲がもつ中毒性を生み出している要因、そしてこの楽曲を大人気楽曲にまで押しあげた最大の理由ということになるのでしょう。

『妄想感傷代償連盟』を歌うのは大人気アーティスト、DECO*27

ヒット作連発! 繊細で難解な男女の心情を綴る歌詞が魅力なボカロP『DECO*27』

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『DECO*27』は2008年から活動を開始しているボカロPです。

初投稿楽曲は『僕みたいな君 君みたいな僕』。初音ミクに歌唱させた楽曲で、爽やかな曲調でありながら、別れた相手からの応答を願って交信を続ける女性の心情を歌った切ない内容が評価を受け、人気を博します。

その後も特にデビュー翌年の2009年には尋常ではないペースで投稿を行い続け、ヒット作を連発。微妙な距離のある男女の繊細で複雑な心情を綴る歌詞の楽曲が多く制作される傍ら、難解で意味深な言葉で歌詞を紡ぐことで多くの解釈を生む楽曲も多く、代表曲である『二息歩行』『罪と罰』はボカロ界においては名を聞かない事はない有名ソングともなっています。

同時期に同人アルバムの発売も行っており、なんと3~4ヵ月という短いスパンで連続リリースを続けるという、こちらもまた驚異のハイスピードでのリリース活動が行われています。

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さらに2010年には、音楽レーベル『U/M/A/A』からメジャーデビュー。同年4月には1stメジャーアルバム『相愛性理論』をリリースし、同じく同年12月に2枚目となるアルバム『愛迷エレジー』もリリースしました。『愛迷エレジー』はオリコンデイリーチャートにて7位に、ウィークリーにて11位にランクインと発売早々に驚きの結果をはたしています。なお、表題作である『愛迷エレジー』は、アルバムリリース3日後動画サイトにてMVが公開されています。アルバムにて歌唱を担当したボーカル『marina』版に加え、こちらには初音ミクが歌唱したバージョンのものもあげられ、多くのファンから喜びの声があげられました。

現在も『妄想感傷代償連盟』を筆頭に、『妄想税』や『乙女解剖』、『アンチビート』に『アンドロイドガール』と、ボカロファンならば一度は名を聞いた事があるであろうヒット作を輩出し続けています。
ボカロ史に残るであろう名曲を生み出し続けるボカロP、それがDECO*27なのです。

ボカロPだけではない。幅広い活動を行うアーティスト『DECO*27』

Photo byFirmBee

そんな大人気ボカロPのDECO*27ですが、その活動は決してボカロ曲を作るだけにはありません。

現在DECO*27は自身のオリジナルソングを制作する傍ら、様々な歌い手やアーティスト、声優への楽曲提供を行っています。その他にも、女性アーティストの『柴咲コウ』と若手プロデューサー/DJ『TeddyLoid』とのユニット『galaxias!』しての活動も行われており、その幅はボカロの域だけにはとどまらないものとなっています。

2020年に入ってからもその勢いは止まらず、1月にはよみうりランドとのコラボ楽曲『ポジティブパレード』を新作公開。翌月2月にはカラオケでの配信が決定され、さらに3月に入ってからは4月下旬に事前登録が開始される新作スマートフォンゲームプロジェクト「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のテーマソングを、同じく人気Pであり作編曲家でもある『堀江晶太(Kemu)』と共に製作する事が発表がされています。

つまりDECO*27は、ボカロシーンを代表するボカロPでありながら、様々な音楽の場においても活躍をしているアーティストでもあるボカロPなのです。

歌詞やMVも曲にベストマッチしたテイストに

恐ろしいけどハマッちゃう!『妄想感傷代償連盟』の歌詞が紡ぐ歪つな恋愛情景

Photo byDeflyne

『妄想感傷代償連盟』の魅力は、そのメロディーだけではありません。
歌詞もまた、その楽曲の魅力を表現するものの1つとなっています。

楽曲の歌詞が歌うのは、不穏な気配が漂う恋愛の情景。「私」という一人称である事から、女性の心情を歌っているものと解釈をする事ができます。

「言っちゃった」とまるで何かを後悔するような歌詞で始まる出だしに、続く歌詞の「もう一時だけ隣に居たい」と続けながらも「いやいやまさか 延長は鬱雑い」「御免なさい 帰ってね」と口にした想いを誤魔化し、相手に謝るような描写。そこから感じとれるのは、幸せとはほど遠い不穏な空気。

このような歌詞シーンから、ネット上では「三角関係の曲」「好きな人の一番になれない少女の曲」など、やはり不穏な気配の解釈が多くされています。男女の関係ははっきりとはしないものの、良い関係を持っていない間柄なのは確かでしょう。

タイトルである『妄想感傷代償連盟』も、そんな関係に苦しむ「私」の心情を現す為につけられているのではないかと解釈がされています。

歪な関係でありながらもまだこの関係が続くと「妄想」したい「私」、しかし「私」とは逆に男の方はどこか冷めてしまっていて、その態度によって「感傷」にひたる「私」、そんな歪な恋愛を選んでしまった自分と、それでもまだ男に縋りたい自分の想いに挟まれ続ける事で生まれる、苦しみという名の「代償」。

そして、その最後につけられているのは「一つの目的を果たす為に共同する」という意味を指す「連盟」。これはもしかしたら、「私」の心情のみを指すのではなく、歪な恋愛をしてしまった2人あわせての状態を指し示しているのかもしれません。「私」が妄想と感傷にひたり、代償を感じる事となった原因である男側も、見方を変えれば「妄想」と「感傷」と「代償」に関わっている人物となります。

恋愛は2人で行うもの。
歪な形であれ、その関係をもった時点で男側も共犯だということなのでしょう。

そんな歪な恋愛情景にネット上では「恐ろしい」という意見も飛び交う傍ら、「だけど好き」「逆に心にくる」といった感想も寄せられています。

メロディー同様に、この楽曲が高い評価を受ける一要因と言ってもよいものであることは間違いないでしょう。

『妄想感傷代償連盟』の歌詞がもつ世界観を深めるMV

Photo byDivily

さらに『妄想感傷代償連盟』について語る上で外せないものが、MV。

クリエイター『檀上大空』によって制作されたMVは、かわいくもどこか冷たく淡々とした色合いで描かれたイラストによるアニメーションMVとなっており、その楽曲の持つ歪でアンバランスな恋愛の空気を描き出したものとして楽曲と共に称賛を浴びたものとなっています。

特に歌の主役と思われる少女が食事を取るシーンは、楽曲内では1ミリも歌われていない不思議な描写に多くの人々が深く考察がさせられました。
食事というのは時には精神的なストレスを補ったり、時にはその逆に食事を拒絶する事で代償したりと、精神状態というものは食事に反映がされやすいものです。その為、一説では「愛に飢えている少女の心情」を比喩しているのではないか、と解釈がされていたりと、より人々がその歌詞に込められた世界観を深く考えさせられるものとなっているのです。


ボカロ曲というのはネット上が主な活動の場であるが故に、楽曲そのものならず、MVそのものにも多くの注目が集まる音楽ジャンルです。

その中で歌詞やメロディーがもつテイストにマッチさせたこのMVの手腕には、見事なものと言わざるを得ません。
『妄想感傷代償連盟』を語る上では、絶対に欠かせない存在でしょう。

まとめ

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『妄想感傷代償連盟』が収録されたアルバム『GHOST』発売時に行われたインタビューにて、DECO*27は「ミクを聴いて貰いたい」と語っています。

『GHOST』は、前作『Conti New』から2年半もの時をかけて製作されたアルバムであり、彼自身の新たな音楽の方向性を見出したアルバムにもなっています。
しかし曲調が違っても「これがDECO*27のミクだ」と思って貰いたい、その為に曲順など様々な箇所でこだわりがいれられ、そのジャケット絵においてもDECO*27のアルバムシリーズでは初となる、初音ミク自身を描いたイラストとなっています。


「自分の曲がきっかけで、ミクや、ボカロシーン全体を好きになってくれたら、VOCALOIDを使って活動してる身として、こんなにうれしいことってない」そう語ったDECO*27の全てをかけて作られた、DECO*27のミクのアルバム『GHOST』

その思いの一部である『妄想感傷代償連盟』にハマった方は、ぜひ『GHOST』も手に取ってみてはいかがでしょうか。

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