Apple Musicの曲の音質は良いのか?より高音質で聴く方法!
Apple Musicの音質は他のストリーミングサービスと比較すると、ほぼ同じくらいの高音質です。また、Apple Musicの音楽をより高音質で聴く方法をご紹介しています。高音質で聴くためには2つの方法があるので、ぜひ参考にしてみてください。
Apple Musicの曲の音質は良いのか?
Apple Musicの音質は良いと言えるのでしょうか。実は、Apple Musicの音質は他のストリーミングサービスとほぼ変わらない高音質です。
Apple Musicのビットレート(1秒間に送受信できるデータ量)は256kbpsだと言われています。他社のサービスには320kbpsもあるので、比べてみると数値が低いです。
しかし、ビットレートの数値が低いからといって、音質が他社よりも低いわけではありません。
実は、同じkbpsという単位で表現されていますが、AAC方式とMP3方式という2つの方式があるんです。Apple MusicはAACという圧縮方式を採用していて、AACはMP3よりも高い圧縮技術があります。
圧縮方式が異なっているので、256kbpsという数値が320kbpsより音質が低いわけではありません。Apple MusicはAACを使って、より質の高い音楽を提供しているといえます。
音質の違いについてさらに詳しく知りたい方は、次の見出しで紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
MP3とAACの違いとは?
音質の違いでよく目にするのが、MP3とAACです。一体どんなもので、何が違うのを説明していきます。
MP3とAACは、圧縮方式のことです。今から30年ほど前、音楽ファイルをスムーズにやりとりするためには、ファイルの容量を極力減らさなければいけませんでした。
そのため、人間に聞こえる音以外は削ぎ落としたファイル形式(MP3)が開発されます。
MP3とAACの特徴はこちらです。
【MP3】
- 1992年に生まれ
- 普及率が高い
- ほぼすべての機器で利用できる
- 1997年生まれ
- YoutubeやAppleの製品(Apple Musicやitunes)で採用されている
- MP3と同じ圧縮率で考えるとAACの方が高音質
- 最近はAAC対応の機器が増えている
2つの違いは、圧縮方式の違いです。どちらも多くの電子機器で使われている方式なので、覚えておいて損はないと思います。
Apple Musicの曲をより高音質で聴く方法
それでは、Apple Musicの曲をより高音質で聴く方法をご紹介していきます。方法は2つです。
- 設定を高音質ストリーミングに変更する
- 高音質でダウンロードしておく
自宅や外出先といった場所の違いや、スマホの容量よっても最適な聴き方は変わってきます。ぜひ自分の状況に合わせて、より高音質で音楽を楽しんでみましょう。
その① 設定を「高音質ストリーミング」に変更する
一つ目のやり方は、設定を高音質ストリーミングに変更することです。
1.「設定」のアイコンから「ミュージック」を選びます。
2.「モバイルデータ通信」をタップする。
3.「高音質ストリーミング」をONにする。
これで設定は完了です。この状態にしておくと、Wi-Fiのある環境下では常に高音質で聴くことができます。
その② 高音質でダウンロードする
続いて、高音質でダウンロードをしておく方法です。
1,「設定」を開き、「ミュージック」を選択する。
2.「モバイルデータ通信」をタップする。
3.「ダウンロード」の項目をONにする。
これで設定は完了です。ダウンロードを先にしておけば、いつでも高音質で音楽が再生できます。しかし一つだけ注意点があります。
ダウンロードをすると、スマートフォンなどの端末の容量を使ってしまいます。ダウンロードしすぎて画像や動画を保存できなくなる場合もあるので、時々容量をチェックしておきましょう。
ちなみにアルバム1枚で(5分×10曲)でおよそ100MB、アルバム10枚でおよそ1GBの容量を使います。
まとめ
音質を知るには、さまざまな単位や圧縮方式が関わってくるので少し難しいかもしれません。しかし、知ることで自分の聴いている音楽の新たな側面を学ぶことができます。
Apple Musicを高音質で聴くには、2通りの方法があります。ぜひ自分にあった方法で音楽をより高音質で楽しんでみましょう。
さらに高音質にこだわりたい方は、ハイレゾ音源というCDよりも高音質化されたものもあります。ぜひさまざまな音質で音楽を体験してみましょう。