美しいだけじゃない！世界を魅了する女性バイオリニストご紹介！

名前：Alexandra Soumm(アレクサンドラ・スム)
誕生：1989年5月17日
出身：フランス(生まれはロシア)

バイオリニストの父親・祖父を、ピアニストの母を持つアレクサンドラ・スムは演奏家のサラブレッドとして育ちました。

オーストリアを代表するいくつかのコンクールにて10代の頃に優勝し、瞬く間に有名になっています。

現在はパリに住んでおり「Esperanz Arts」という団体を設立して、仲間の演奏家たちと一緒に学校・刑務所・病院・ホームレス宿泊施設などでも演奏活動を行っているようです。

アレクサンドラ・スム公式サイト

名前：五嶋みどり(ごとう みどり)
誕生：1971年10月25日
出身：日本

五嶋みどりは日本人ですが、1982年から母親と渡米しバイオリンを学んでいます。

彼女の母親もバイオリニストです。

2歳の時、母親が数日前に弾いていた音を正確に歌ったという有名なエピソードがあります。

このことにより彼女の才能を見出した五嶋みどりの母親は、ピアノを習わせますが数か月で挫折しました。

その後、祖母から3歳の誕生日にバイオリンをプレゼントされたことがきっかけで、母親の指導のもとバイオリンをはじめています。

11歳の頃には、アメリカの5大オーケストラの1つである「ニューヨーク・フィルハーモニック」でゲスト出演して話題になり、日本でも「天才少女」としてニュースに取り上げられました。

後世に語り継がれる、現代もっとも有名なバイオリニストの1人です。

五嶋みどり公式サイト

名前：Viktoria Yurievna Mullova(ヴィクトリア・ユリエヴナ・ムローヴァ)
誕生：1959年11月27日
出身：ロシア

演奏旅行中に伴奏者と共に、タクシーで旧ソ連からの亡命を図った過去を持つ演奏家です。

移住後の活躍はすさまじく、世界的に有名なオーケストラでの演奏出演を次々に経験しました。

グラミー賞受賞者であり、クラシック音楽に止まらずジャズやポピュラーミュージックまで幅広く演奏しているバイオリニストです。

ヴィクトリア・ムローバ公式サイト

名前：Hilary Hahn(ヒラリーハーン)
誕生：1979年11月27日
出身：アメリカ

3歳の頃より音楽教室にてバイオリンを習い始めています。

1991年に日本人指揮者の小松長生のもと、はじめてメジャーオーケストラと共演しています。

それからは様々な有名楽団と演奏し、海外での活動も精力的になり世界的に有名なニューヨークのカーネギーホールのコンサートにも出演しました。

2003年にはグラミー賞を受賞しており、ロックミュージシャンの音源に参加したり、映画のサウンドトラックの演奏をしたりとクラシックの枠を越えた活動も目立ちます。

ヒラリーハーン公式ホームページ

世界を代表する名のある女性バイオリニストたちを紹介してきましたが、今度は次世代を担う少女バイオリニストたちの情報です。

インターネットやニュースなどで、彼女たちの活躍と才能が広くしられています。

女性バイオリニストについての知識を得たいのであれば、次の時代のクラシック界に新しい風を巻き起こすであろう天才少女たちの名前は、押さえておくべきでしょう。

名前：Karolina Protsenko(カロリーナ・プロツェンコ)
誕生：2008年10月3日
出身：アメリカ

YouTuberとしても話題のカロリーナ・プロツェンコは、ストリートでのパフォーマンスが主な活動内容です。

バイオリンは6歳からはじめており、彼女がパフォーマンスする際には母親もキーボードで参加しています。

主にポピュラーミュージックの演奏をしており、リズミカルなバイオリン演奏を主に得意としているようです。

カロリーナ・プロツェンコのYouTubeチャンネル