スライドトランペットのおすすめを紹介!
スライドトランペットはトロンボーンを小さくしたような見た目の楽器ですが、選び方やおすすめのモデルについてご存じでしょうか?せっかく入手するのですから、購入後に後悔したくないですよね。今回は選び方のポイントも含め、スライドトランペットのおすすめの紹介です。
スライドトランペットとは?
トランペットは基本、吹き方やバルブの押し方で音程を変えますが、スライドトランペットはトロンボーンのようにスライドの位置によって音程を変化させる楽器です。
見た目もトロンボーンと非常に似ていますが、音域はトランペットと同じです。
J.S.バッハのカンタータ147番『主よ人の望みの喜びよ』で、スライドトランペットが使用されています。
今回は少々珍しい楽器であるスライドトランペットのおすすめを紹介します。
スライドトランペットを購入したい
スライドトランペットをいざ購入するなら何がよいのでしょうか?
選び方と、実際におすすめのモデルを紹介します。
スライドトランペットの選び方
まずは選び方のポイントについて紹介します。
店頭で試奏できるところもあるので、楽器屋に問い合わせて実際に吹いてみてから、購入を決めるのもよいでしょう。
スライドトランペットの選び方(1):メーカー
スライドトランペットで最も注目されているメーカーは金管楽器でお馴染みの、Jupiterでしょうか。
人気のため現在ネットなどでは出まわっていませんが、見かけたら購入を考えてみるとよいでしょう。
スライドトランペットの選び方(2):新品
中古品も時々見かけますが楽器は中古だと、サウンドじたいに前の持ち主の癖のようなものがついてしまう場合があります。
やはり新品の購入がおすすめです。
スライドトランペットの選び方(3):スライド
スライドトランペットは音程を変える際にスライドが重要になってきます。
そのスライドの動きが良いものを選ぶことが、スムーズに吹けるポイントの1つです。
店頭で試奏できる場合は、スムーズに動かせるかを必ずチェックしましょう。
おすすめのスライドトランペット
具体的なスライドトランペットの、おすすめのモデルを紹介します。
初心者の場合、実際に楽器を吹いている先輩や先生と一緒に店頭でチェックしてから購入するのがよいでしょう。
おすすめのスライドトランペット(1):YB-CTB/Behning & Sons
Behning & Sonsはレプリカなども販売している中国の会社です。
実際に製造しているのはYIBOMUSICという中国のメーカーで、コストパフォーマンスがよいことにも定評があります。
手軽に購入できるスライドトランペットです。
B★とても楽しいスライドトランペット YB-CTB(Bb)
参考価格: 19,800円
おすすめのスライドトランペット(2):N1005 CL/CAROL BRASS
CAROL BRASSは台湾の楽器メーカーです。
Behning & Sonsのものより高値ですがその分「質が良い」という購入者の声もありました。
こちらも手軽に購入でき、スライドもスムーズで吹きやすいモデルです。
キャロル・ブラス Carol Brass ミニ・トロンボーン(スライド・トランペット) 【N1005 CL】 イエローブラスベル ラッカー仕上げ ソフトバッグ付き
参考価格: 68,790円
おすすめのスライドトランペット(3):オーダーメイド
もし本格的なスライドトランペットの購入を考えるのであれば、バロックトランペットの工房などでフルオーダーすることがおすすめです。
現在販売されているスライドトランペットとは違った、本格的なサウンドが楽しめます。
金管楽器のオーダーメイドを取り扱っている場所に、問い合わせてみるとよいでしょう。
トロンボーンとスライドトランペットの違い
トロンボーンに似た見た目・奏法であるスライドトランペットですが、名称も「ソプラノトロンボーン」と呼ばれることがあるようです。
ただトロンボーンとは本体・マウスピースの大きさや音域も違います。
さらにチューニング管がないため木管楽器のように、楽器を組み立てる際のジョイント部分でピッチを調整しているようです。
トロンボーンに付いている親指キーもありません。
まとめ
スライドトランペットの選び方をふくめ、おすすめのモデルを紹介しました。
スライドさせるアクションとその可愛らしい見た目で、ソロなどを吹く際に目立つこと間違いなしの楽器です。
少々難しい楽器ではありますが、トランペット奏者は1度試してみると楽しいでしょう。