トランペットハイトーンを吹くためのトレーニング方法を解説!
トランペットハイトーンはトランペット奏法の中でも難易度が高いといわれますが、トランペット演奏の華でもあり絶対に身に付けておきたい奏法のひとつです。ここでは初心者に必要なトランペットハイトーン奏法のトレーニング方法について紹介します。
トランペットハイトーンが出せないのは何故か?
トランペットハイトーンが出せないのはアパチュアが正しくできていなかったり、息の量が適切でないなど複合的な要素が上手くかみ合っていないからなのです。
そこで、ここではハイトーンを出すためのフィジカル面での基礎やトランペットハイトーンが吹けるようになるためのトレーニング方法をひとつづつ解説していきます。
是非最後までお読み下さい。
トランペットハイトーンの呼吸法
ハイトーンを出そうとすると呼吸は細く、速く、そして息の量も少なくなります。マウスピースの穴の直径が約3ミリですから、トランペットハイトーンを吹くためにはその穴にできるだけ細く、早く息を入れる必要があります。
そのために大切なことは、アンブシュアの形をしっかり身に付けることです。初めはマウスピースを使って息がどのように出ているか観察してみるのもいいでしょう。
唇の動くを意識する
管楽器は主にマウスピースに付けた唇の形によって音色も変わります。かと言ってアンブシュアの形の基礎ができていないと、突然音が出なくなってしまったということも起こりえます。
アンブシュアは唇だけでなく、喉や舌といった口のパーツをフルに使って行う管楽器の基本的テクニックです。トランペットハイトーンはその応用ですので先ずは基本となるポイントをしっかり身に付けましょう。
正しいアンブシュアの形とは
たまにトランペットアンサンブルも良いよね♪
— Nao Morii (@NaoMori705) February 26, 2020
続きはこちら↓https://t.co/j7PUg0BXhG#森井奈緒#ハトと少年#天空の城ラピュタ#オリジナルアレンジ#原曲とだいぶちゃう pic.twitter.com/4Sj7KgbHJo
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アンブシュアは管楽器を吹く上で最も大切な要素の一つですが、完全な形とはどんなものなのでしょうか?
結論から言うと「人それぞれ」ということになります。唇の形や歯並びなどは人によって違いがありますから、アンブシュアの形が違ってくるのも当然です。
とは言え、奏者に共通する注意点というものがあります。ひとつはマウスピースを唇の真ん中にあてること。
次に上下の唇を巻き込まないことが大切です。プロの奏者の中には独特な構えで演奏する人もいますが、まずは基本の形を身に付けましょう。
無理なく出せる音域で練習する
アンブシュアが決まってきたら音出しを軽く始めてみましょう。ポイントは出せる音域が楽に感じるようになるまで続けることです。
まずはB♭、F、Dと上げていって最終的にハイトーンの音域まで上げていくのですが、下のB♭の音域が楽に感じてくるときっとFも楽に思えるはずです。
無理をしない分アンブシュアの形も崩れにくいので、この音域をしっかりやることで高音域も自然と楽に吹けるようになるはずです。
トランペットハイトーンを出すためにはメンタルも大事
音域を段階的に上げてきたことで、徐々にトランペットハイトーンへの自信も出てきたと思います。
実際に吹いてみたら楽にできた、という人も少なくありません。「出せる」「出せた」という感覚を持つことが大切です。
どちらの感覚も積み上げてきた自信からですし、フィジカル面でもトランペットハイトーンに適したアパチュアができるようになっているはずです。
リップスラーで音をコントロールする
ハイトーンが出せるようになったら、次は音をコントロールする「リップスラー」に移りましょう。
音域のスケールの中で楽に出せる音を徹底的にトレーニングしていますから、コントロールさせることはそれほど難しくないはずです。
B♭を半分の力で出したら、Fに少し力を入れてみるように呼吸の配分を行うことで、長い演奏も楽になるはずです。
トランペットハイトーンまとめ
ここまでトランペットハイトーンのトレーニング方法について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
今回のポイントは以下の3つです。
- アンブシュアの正しい形を身に付ける
- 楽に出せる音域を徹底的に練習する
- リップスラーを使って音をコントロールする
繰り返しになりますが、出せる音を徹底的に練習する。そうすれば基本の形も崩れず、ハイトーンも次第に出せるようになるはずです。