トランペットでハイトーン・高音を出すコツと練習法!

吹奏楽やオーケストラで花形として注目される機会も多いトランペット。突き抜けるようなハリのある音が魅力であり、その人気は老若男女すべてに共通しています。

そんなトランペットですが、ハイトーンを出すことが難しいと悩む方も多くいらっしゃるようです。今回はトランペットのハイトーンの出し方についてご紹介していきたいと思います!

記事の目次

  1. 1.トランペットでハイトーン・高音を出すのが難しい
  2. 2.トランペットでハイトーン・高音を出すコツと練習法
Photo byLucasFZ70

コツ

ハイトーンを出したくて、つい唇をマウスピースに押し当てて高い音を狙ってしまうという方も多いかと思いますが、これは吹き方として効果的ではありませんのでNGです。

ハイトーンを出すコツは、「ティー」と声を出すイメージで、高い音をイメージしながら吹くということ。ハイベー程度の高さまでは基本がきちんと出来ていれば出るようになると言われています。高い音を出すのは難しいので焦らずに、きちんとロングトーンを重ねながら練習していくことが大切だと思います。

スケールで練習

運指を意識しつつ音階で高い音の練習をしていくと難しい音も出やすいため、初めから出したい音を急に狙うよりも、練習の時は音階(スケール)の練習をしながら高い音を目指すというのも効果的かと思います。

スケールで目当ての音が出るようになったら、その意識を忘れないように曲の中で応用して出るように練習していきましょう。単音で狙うよりもスケールで上がっていく方が遥かに出やすいかと思いますので、練習で出した演奏方法を思い出しながら丁寧に吹きましょう。

急に出したい音に向かっていくと狙いを外してしまうことも少なくありませんが、近い音からなら綺麗に出せることもしばしば。スケールで出るようになってから単音で狙うということを意識しましょう!

おそらくスケールで練習する前と後だと全く吹き心地が違うと思います。
 

基本を大切に

まずは吹き方の基本から。闇雲に音を狙うよりは、やはり高音に意識を持ちながら出していくということが重要かと思います。私自身は声に出して歌いつつ高音を狙うというやり方が、頭に出したい音を明確にイメージできるので効果的だと感じました。

トランペット奏者は曲中でソロを務めることも多いので、非常に目立つという点も魅力。しかしその分「高い音が出ない」「音を外してしまったらどうしよう?」という悩みを持っているトランペッターは後を絶ちません。

音が上手くならなくて悩んでいるのはみんな同じなので、奏者同士が協力しつつ練習するのも良いかと思います。一人で練習する際には動画サイトやお手本演奏などでイメージを膨らませつつ練習するのが良いかと思いますが、二人以上の場合は一緒に練習するのもよいでしょう。

ただ高音を出していくことだけではなく、クリアで澄んだ音が出ているかどうか、キレのあることが出せているかどうかなど、音質も気にするのを忘れずに。

誰もが憧れるトランペットなので、その花形を務める美しい音をしっかり鳴らすということを意識していくべきだと思います。

 

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