メトロノームのおすすめ6選をご紹介!
ピアニストやドラマー、もちろんギタリストやベーシストの練習にも必須のアイテムであるメトロノームのおすすめをご紹介していきます。昔ながらのアナログのタイプやデジタルのもの、おしゃれなものなど、おすすめのメトロノームを厳選します!
メトロノームとは?
楽器の練習を個人、あるいはバンドでしていると、どうしてもリズムの乱れが気になってきたり、これで合っているものなのかと不安になったりしてしまいます。
そんな時に強い味方になってくれるのが、今回ご紹介するメトロノームです。
メトロノームとは一定のリズムを刻む、楽器の練習や演奏のテンポを合わせるための音楽用具の1つです。1812年にオランダのヴィンケルが発明し、その後ドイツで特許が取られた、振り子の原理を利用したシステムです。
最初に楽曲で使用したのは、かの天才作曲家ベートーベンでした。メトロノームの発明後、世の中の多くの楽譜には、メトロノームのテンポを表す数値が記載されるようになりました。
テンポを刻みながら、2拍、3拍、4拍、5拍と目盛りを調節して、鐘の音を鳴らす機能がついていて、それによって小節の頭を知る事ができます。
目的にあったメトロノームを選びましょう
メトロノームの種類には昔から定番の振り子式のものや、電子音でリズムを知らせてくれるデジタル式のものがあります。
振り子式のものは目で見て、視覚的にリズムが把握出来るところが大きなメリットです。大きな音の中で、ヘッドフォンをしなくても、左右に揺れる振り子に合わせれば、正確なリズムをキープすることが出来ます。
それにアンティークなビジュアルもまた大きな魅力で、お部屋のインテリアしてもおしゃれです。テンポの合わせ方は、振り子についた重りを希望するスピードの目盛りに合わせるというものです。
電子式のものは、なんと言ってもコンパクトで置き場所を選びませんし、イヤホンを挿せるので、大きな音の中でも、そして夜静かな中でも練習が出来ます。持ち運びにも便利ですね。
ピアノには振り子式・ドラムやギターには電子式が人気
ピアノの練習には一般的に振り子式のものがおすすめされています。電子式の音ですと、どうもピアノの音に消されてしまうようです。
ピアノには水平にメトロノームを置ける場所がありますので、そこに乗せて練習すると目で見てリズムを確認することが出来ます。
一方、ドラムやギターの練習には、電子式のものが人気があります。振り子式のメトロノームは水平における場所がどうしても必要なため、小型でポケットにも収まる電子式は重宝されています。
イヤホンをすれば、ドラムの音に埋もれることもありません。またチューナーの機能がついているものなどはギタリストに人気があります。
振り子式メトロノームのおすすめ3選
それではここから、メトロノームのおすすめをご紹介していきます。まずは昔からあるタイプの振り子式メトロノームです。
振り子式メトロノームには、アナログならではの温かみや心地良さがあります。ボリュームの調節が出来ない、大きくて置き場所を選ぶなどの欠点もありますが、それを補って余りあるほどの魅力が、この振り子式にはあります。
YAMAHA/メトロノームMP-90
ヤマハ YAMAHA メトロノーム ブラック MP-90BK 定番の三角錐スタイル マット仕上げにより指紋が付きにくい仕様 ゼンマイ駆動 ネジ巻きツマミは巻きやすい新形状
参考価格: 3,273円
ピアノは勿論、ギターもドラムもピアニカも高品質な製品を作り出す、YAMAHA社製のシンプルイズベストなメトロノームです。
ネジ巻き式で電池要らず。落ち着いた見た目の割に、軽量のボディーは持ち運びにも便利です。アナログならではの温かみのあるテンポ音は、長時間聴いていてもストレスになりません。
演奏する楽器の音に負けないように大きめですが、夜家庭で使用する際には注意が必要かも知れません。拍子は5段階から選択することが出来ます。
マットなブラックに仕上げられた三角錐の外観は、ピアノに乗せて練習するのにピッタリです。
NIKKO/スタンダードメトロノーム
日本のメトロノームの専門ブランドとして、長きに渡りシーンを牽引し続ける日工のロングセラーがこちらの『NIKKO スタンダード』です。
カラーのバリエーションも豊富で、様々なシーンに溶け込むシンプルなデザインも魅力の1つとなっています。
本体表面には16種類の速度標語が書かれていて、演奏者にとって親切な設計となっています。
ちょっとした事ですが、ゼンマイの巻き鍵が丸みを帯びた形をしていて、巻く時の指に負担がかからないようになっています。
また、正確にリズムを教えてくれるカチカチ音の、落ち着きのある音質にもファンが多いようです。
ウィットナー/メトロノームスーパーミニ
ドイツの老舗メトロノームメーカーであるウィットナー社による、可愛らしいメトロノームです。
高さ12cmという手乗りインコサイズの可愛らしさですが、ドイツの職人技の詰まった完成度の高いメトロノームです。
コンパクトなボディーでありながら、天然のオーク材を使用した高級感あふれる外観と、古時計の刻みのような耳に心地の良い音がこの製品の最大の魅力です。
デジタルメトロノームのおすすめ3選
デジタルメトロノームのおすすめをご紹介します。振り子式のものに比べると、小さくて軽く、持ち運びが便利。そして、音量の調節が出来るという大きなメリットがあります。
アナログの振り子式と比較すると、やはりその機械的な音色で少し評価を下げてしまうところはありますが、デジタル音にはデジタル音の味があります。
時には自然の音よりも、デジタルのテクノミュージックが心を癒してくれることだってあります。
私はデジタルの無機質な音を冷たいとか、寂しいとか感じたことはなく、どちらかというと可愛らしいとか、ユニークといったイメージで捉えています。
YAMAHA/デジタルメトロノームME-110SBL
ヤマハ YAMAHA デジタルメトロノーム スカイブルー ME-110SBL 軽量で持ち運びしやすいスリムな形 ダイヤル式のボリューム調節機能・折りたたみスタンド付き
参考価格: 1,864円
日本が世界に誇る楽器メーカーのYAMAHAはもちろん、デジタルのメトロノームも製造しています。
ボタン電池1個で、約50時間稼働するというコストパフォーマンスの高さを持ったこちらの『YAMAHA デジタルメトロノーム ME-110SBL』は、重量わずか33gと非常に軽量で、操作性も抜群です。
スカイブルーの爽やかな色合いも可愛らしく、スタンド付きで自立も可能です。見た目の割にパワフルなサウンドはダイアルでボリューム調整が出来ます。
YAMAHA/チューナーメトロノームTDM-700G
ヤマハ YAMAHA チューナーメトロノーム ゴールド TDM-700G チューナーとメトロノームが同時に使えるデュアル機能搭載 サウンドバック機能 日常の練習に最適
参考価格: 2,682円
こちらの『YAMAHA チューナーメトロノーム TDM-700G』は、チューナーとメトロノームが同時に使用出来るところが大きなポイントです。
ギターやベースは勿論、管楽器の練習にもおすすめの一台です。液晶パネルはバックライトが点き、ライブ会場など暗い所でも威力を発揮します。
さらにメトロノームには15種類のリズムバリエーションがあり、リズム練習も短調にならず楽しむ事が出来ます。
KORG/インイヤーメトロノームSY-1M
『KORG インイヤーメトロノーム SY-1M』の1番の特徴は、テーブルに置いて使用するのではなく、イヤフォンのように耳に装着して使用するという点にあります。
これによって置き場所を確保する必要も、目で確認する必要もなく、耳でしっかりとリズムを聴きながら演奏することが可能になっています。
ブラス・バンドなどのように沢山の演奏者のリズムを合わせたい時には、リズムを同期することによって、同じテンポを共有することが出来ます。
また、ジョギングやゴルフなどで一定のペースを取りたい時にも、このSY-1Mは有効です。しっかりとした装着構造で、軽い運動程度では外れることはありません。
メトロノームのおすすめのまとめ
ここまでおすすめのメトロノームをご紹介してきました。振り子式やデジタルという分類以外にも、様々なデザインや機能の違いがあるということがわかりました。好みや用途に合わせて選んでいただければと思います。
メトロノームに完璧に合わせた演奏が、必ずしも良い演奏とは限りません。時にはテンポが遅れたり、あるいは早くなってしまったりしていても人の心を感動させるような演奏は沢山あります。それも分かった上で、一定のリズムをキープすることが出来るというのは、やはり楽器を演奏する上で非常に大切なことです。
基礎練習をする上で、メトロノームを使った練習というのは、非常に有効です。
最近では無料のアプリでも、便利なものがたくさんあります。最後にスマホに入れておきたいおすすめのメトロノームアプリをご紹介します!