【あいみょん】人気曲の音域を知ってプロ級に歌いあげよう!上手く歌うコツもご紹介!
デビューしてから次々と話題になる曲を発売し、大人気となったあいみょん。その楽曲の良さは、印象的な歌詞や音域が広いメロディーなど、さまざまな要素で成り立っています。あいみょんを歌う場合には、どんなコツがあると歌いやすいのか、音域にも注目しながら考察します。
【あいみょん】人気曲の音域の紹介(最高/最低)
2016年のメジャーデビュー以来じわじわと話題を呼び続け、今や大人気となったあいみょん。兵庫県出身のシンガーソングライターで、ギターを弾きながら歌う姿はクールで印象的です。
2017年に発売された「君はロックを聴かない」がラジオでパワープレイとなり、少しずつ認知度が高まっていきます。そのほかにも「愛を伝えたいだとか」の歌詞が話題となったり、2018年には紅白歌合戦に出場したりと、着実に人気が高まっていきました。
紅白歌合戦で歌った「マリーゴールド」という楽曲は、あいみょんらしさが詰まった世界の描写と、どことなく昔のJ-popを彷彿とさせるメロディーで多くの人から支持されている楽曲です。
「マリーゴールド」はカラオケでもよく歌われる楽曲ですが、あいみょんの音域はどのような特徴があるのでしょうか。
以下にあいみょんの楽曲を紹介しながら、上手に歌うコツやあいみょんの音域などを紹介していきます。
マリーゴールド
さわやかな風景が浮かんでくるような「マリーゴールド」という楽曲は、最高音がhiB(国際式ではB4)となっています。
さらに詳しく言うと、hiBの音に少ししゃくりのような音が入っているため、hiC#(国際式ではC#5)だとも言えるでしょう。hiC#が最高音の曲には、人気アニメの主題歌となった「ハルノヒ」もあります。
サビで最高音が出てくる楽曲が多い中、前半の部分で1番高い音が出てくるという珍しい楽曲です。最低音はmid1F#(国際式ではF#3)となっていて、一般的な女性ボーカルの音域としては比較的低い方の音程だと言えるでしょう。
歌い方のコツは、2点あります。流れるように歌うことと、意識して息継ぎをすることです。「マリーゴールド」はメロディーが階段のように連なっていて、息継ぎまでがひとまとまりになっています。
このまとまりは、水が流れるように連なっているので、スラスラ流れるような歌い方で歌ってみましょう。そうすると、あいみょんらしい声の伸びやかさが表現できるはずです。
また息継ぎの時間が少ないので、一瞬でスッと息継ぎができるように意識すると良いかもしれません。
真夏の夜の匂いがする
「真夏の夜の匂いがする」は、2019年の7月24日に発売された楽曲で、ドラマの主題歌にもなりました。コミカルな雰囲気とエネルギッシュなサビが特徴です。
この楽曲の最高音はhiD(国際式ではD5)となっています。あいみょんの楽曲ではhiDが最高音になることが多く、「君はロックを聴かない」も同じ音が最高音です。最低音はmid1F#(F#3)となっています。
「真夏の夜の匂いがする」は、Aメロのコミカルな雰囲気とサビの力強さとのギャップを出すことが上手く歌うコツです。一曲を通してさまざまな変化があるので、メロディーの雰囲気によって少し声色を変えて歌うと、楽曲の良さを表せるかもしれません。
あいみょん史上最高音がある曲は?
あいみょんの楽曲の中で、1番高い音が出てくるのは、「今夜このまま」です。最高音は転調したラストのサビに出てくるhiF#(国際式ではF#5)となっていて、のびやかな高音を聞くことができます。
2017年5月3日に発売された「愛を伝えたいだとか」という楽曲でも、印象的な高音のフレーズが出てきます。しかし最高音はhiE(国際式でE5)なので、「今夜このまま」よりは低い形となります。
「今夜このまま」ではあいみょん史上最も高い音が出てくる曲ですが、それだけが楽曲のポイントではありません。変化していくアレンジやもどかしさが詰まった歌詞など、飽きさせないポイントが散りばめられています。
最低音はmid1G#(国際式ではG#3)です。音域が広いので、自分の音域と照らし合わせながら歌いやすいキーに変えて歌うことをおすすめします。
歌い方のコツは、リズムを意識しながら歌うことです。メロディーのリズムが細かく複雑なので、8分音符を自分で刻みながら歌うことがポイントです。
【あいみょん】発声・音域の特徴
あいみょんの音域は、平均的な女性ボーカルとほぼ同じか、やや高いくらいの音域です。現在発売している楽曲での最高音はhiF#ということで、カラオケで歌う場合には、少しキーを下げてみると歌いやすい方が多いかもしれません。
あいみょんの声の特徴は、音域よりもその発声の仕方にあります。低音を歌う時には男性ボーカルのような安定したハスキーな声色があり、聞き入ってしまうような発声です。
さらに高音では、的に当たっているかのような、まっすぐな力強さがあります。息を多く含んだ安定した低音と、力強い高音という二つの声色のギャップに驚かされます。
まとめ
あいみょんの楽曲ではサビで最高音がくることが多く、力強くのびやかな高音が印象的です。「君はロックを聴かない」や「ハルノヒ」、そして「マリーゴールド」などの人気曲はhiC#やhiDが多く、「今夜このまま」ではhiF#までの音域が出てきます。
上手くあいみょんを歌うには、楽曲の特徴を理解することが1番の近道かもしれません。息継ぎの時間が少ない楽曲が多いので、短く意識して息継ぎをすることや、メロディーの音の流れをなめらかに発声することが大切なポイントです。
これからもあいみょんの楽曲を聴いて、音楽を楽しんでいきましょう。あいみょんの楽曲を歌ってみると難しいと感じるかもしれませんが、チャレンジすることで新しい発見があるはずです。