トロンボーンの練習方法はこれ!ポジショニングについても詳しくご紹介!

オーケストラや吹奏楽などに華を添えるトロンボーン。ポジションの習得には練習が欠かせません。今回はトロンボーンのポジションの練習方法を紹介します。これからトロンボーンを始める方、もう一度、基礎を抑えたい方の参考になればと思います。

記事の目次

  1. 1.吹奏楽ではなくてはならない存在、トロンボーン
  2. 2.トロンボーンの練習方法
  3. 3.トロンボーンのポジショニング
  4. 4.トロンボーンの練習方法まとめ

吹奏楽ではなくてはならない存在、トロンボーン

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金管楽器の仲間であるトロンボーンは連続して音程を変えられるのが特徴で、多彩な演奏方法によりハーモニーを作り上げるのが得意な楽器です。吹奏楽をはじめ、オーケストラやジャズなどさまざまなジャンルで活躍できる楽器です。今回はトロンボーンを上手に吹くための練習方法を紹介します。

トロンボーンとは

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トロンボーンは基本的に変口調の調性を持っており、スライドと呼ばれる伸縮管を操作して音の高さを調節します。息を吐きながら唇を震わせて、右手でスライドを調整するのが基本の演奏スタイルです。スライドのほかにバルブと迂回管がついている種類もあり、低い音を演奏することができます。音が出る部分は、ベルと呼ばれています。

トロンボーンの歴史

トロンボーンが誕生したのは中世のヨーロッパで、15世紀頃だといわれています。教会や軍隊で使われることが多いトロンボーンがはじめてオーケストラで使われたのは、ベートーベンの運命だといわれています。

トロンボーンの成り立ち:トロンボーン誕生ストーリー - 楽器解体全書 - ヤマハ株式会社
ヤマハ株式会社の「楽器解体全書」のページです。トロンボーン成り立ち「トロンボーン誕生ストーリー」について掲載しています。

トロンボーンの練習方法

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トロンボーンを上手に吹くコツは、基本の練習を重ねることです。初心者はまずはじめに、マウスピースで音階が演奏できるように音をだしてみましょう。トロンボーンは唇を振動させて音を出すため、唇のウォーミングアップをしておくとよいですよ。

唇のウォーミングアップとは?

マウスピースを使う前に、唇のウォーミングアップを行いましょう。唇を横に引いて、中央に寄せ、少し隙間を作ったら唇を震わせて、「ブー」と音を出してみましょう。音を出すことに慣れたら、次はマウスピースを使って音階を奏でていきます。

マウスピースで音を出してみよう

7つのポジションで音の高低を決めていくトロンボーンの練習は、マウスピースだけで音階が吹けるようになるのが基本です。ピアノなどの鍵盤楽器を用いて練習するのもおすすめです。

B音階でポジションの練習をしよう

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トロンボーンの楽譜は運指表とも呼ばれています。トロンボーンの運指を練習するためには、B音階の運指表がおすすめです。B音階の運指表で基本のポジションをマスターしましょう。

トロンボーンのポジショニング

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トロンボーンには7つのポジションがあり、スライドを動かすことでさまざまな音を演奏します。このポジションの位置には印などはなく、体で覚えていくのがポイントです。それでは、それぞれのポジションと音階を見てみましょう。

第1ポジション~第4ポジション

トロンボーンのポジションには明確な位置や印がありませんが、第1~第4まではベルを目安にスライドを動かすと感覚がつかみやすくなります。第1ポジションで高めの音程を出したい場合は、支柱を握る際に親指ひとつ程度の余裕があるとよいですよ。

第1 シ(♭)やファの音を出す。スライドは動かさない。
第2 ラやミの音を出す。第1から少しスライドを動かす。
第3 ラ(♭)やミ(♭)の音を出す。ベルに指が触れるあたりが目安。
第4 ソやレの音を出す。ベルから少し前にスライドを動かす。

第5ポジション~第7ポジション

第1~第4はベルを目安にするとよいのですが、第5からは目安になるものがなく、音を聞き分けて感覚で覚えていきます。奏者の体格や腕の長さはそれぞれ違うので、練習を繰り返して自分だけのポジションを見つけましょう。

第5 ソ(♭)やレ(♭)の音を出す。第4と第6の中間が目安。
第6 ファやドを出す。右腕を伸ばしきったあたりが目安。
第7 ミやシを出す。第6よりも更に外にスライドを動かす。

※第7ポジションは、伸ばしすぎてスライドを落とさないように注意してください。

トロンボーンの練習方法まとめ

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今回はトロンボーンの練習方法を紹介しました。トロンボーンはオーケストラなどに欠かせない楽器です。実際に吹いて練習を重ねることが、上達への近道です。ここで紹介した練習方法はほんの一部ですが、参考にしてみてください。

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