カホンの叩き方の基本を紹介！【初心者向け/演奏】

カホンにまたがり、叩いてみてすぐにわかることだと思いますが、叩く位置によって音色が変わります。打つ面の上の方を叩くと、ドラムでいう「スラップ音」がします。また、真ん中あたりを叩くと低音の「ベース音」がします。

叩く場所によって音が変わることは試奏すると直感的にわかります。ですが叩き方によっても、音は変わります。指を広げて叩いてみる。指を閉じて叩いてみる。この二種類の叩き方でも、音が軽くなったり重くなったりと大きく変わります。

その指の開き加減によっても、音は繊細に変化します。非常に奥深い楽器です。

ハイレベルな演奏者になると、足を使って演奏にアクションを入れます。ですが背伸びは禁物。まずは基本から行っていきましょう。じっくり練習すれば、手と足を使いこなし注目を集められるかもしれません。

低音を出したいのなら、まずは手をお椀のような形にします。手のひらをくぼませるイメージです。カホンの頂点から15ｃｍほど下を叩くことが、低音がよく鳴る場所と言えるでしょう。

「タップ」は手のひら全体ではなく、また親指以外の指で叩くイメージです。中にある「スナッピー」の音をよく響かせます。

アクセントを付けたいときは、「スラップ」をします。親指以外の4本の指の付け根で、打面の上の角に当てます。甲高い音が出ます。

カホンは手で叩くだけではありません。「カホンブラシ」という道具があります。このアイテムで叩くことによって、音にインパクトを与えられます。

ここぞという時に使うと、効果的でカホンの演奏に新たな魅力を感じるでしょう。