【10選】ピアノの名曲といえばこちら!知ってるとかっこいい、クラシックピアノの名曲10選!
ピアノの名曲と言えば、「クラシック」が一番最初に思い浮かぶのではないでしょうか。美しいクラシックピアノの音色と旋律は、クラシックの曲にはぴったりで思わず聴き入ってしまいますよね。今回はピアノの名曲についてご紹介していきたいと思います。
少し敷居が高そうに感じるクラシックピアノ
様々な音を表現してくれるピアノですが、ピアノ曲の中でもクラシックピアノは少し敷居が高く感じることはないでしょうか?
クラシックピアノと言えば、プロピアニストを思い浮かべることが多く、とても上品で綺麗な音色を響かせます。
クラシックピアノとして使われるピアノは前者のアコースティックピアノで、指先で鍵盤を押すことでハンマーを動かし、弦を叩いて音を出す仕組みとなっているため、打弦の強弱や振動の伝わりによって深い味わいがあるのが特徴となっております。
そのため、幅広い音階を使い、雰囲気を味わうクラシックの曲にはアコースティックピアノが向いています。
しかし、電子ピアノに比べ、アコースティックピアノのほうが繊細で高価なものとなっており、壊れやすくなっています。
そのことから、アコースティックピアノ全般的に手を出しにくいとイメージを持つことが多く、クラシックは難易度が高い曲が多いため、ピアノ上級者しか弾けないというイメージが定着しています。
今回は、クラシックピアノの特徴や名曲、ピアノの特徴についてもご紹介していきたいと思います。
ピアノの種類とは?
まず初めにピアノの種類についてご紹介していきたいと思います。
ピアノと言っても大きく分けて2つ存在しており、アコースティックピアノと電子ピアノ(シンセサイザー)の2つとなっております。
先程お話ししたように、クラシックピアノに適しているのはアコースティックピアノとなっております。
本見出しにて、2種類のピアノの特徴についてご紹介していきたいと思います。
ピアノの種類:アコースティックピアノ
アコースティックピアノは、指先で鍵盤を押すことでハンマーを動かし、弦を叩いて音を出す仕組みとなっているため、打弦の強弱や振動の伝わりによって深い味わいがあるのが特徴となっております。
一般的にピアノと聞いて想像するのはこちらになるのではないでしょうか。
また、アコースティックピアノの中でも2種類存在しており、「グランドピアノ」と「アップライトピアノ」があります。
グランドピアノ
グランドピアノは水平方向に響板があり、アーティストのコンサートや発表会等でよく見かける大きなタイプのアコースティックピアノとなっております。
グランドピアノは様々なサイズが存在しており、大きければ大きいほど弦が長くなり、振動も大きくなります。
そのため、天井が高く、広い空間にグランドピアノを置くことにより、綺麗な音色を響かせます。
このタイプのピアノがクラシックピアノに一番向いていると言えます。
精密機器で大型楽器ということもあり、値段も100万円以上と本格仕様となっております。
アップライトピアノ
アップライトピアノは、地面に垂直に弦が張ってあるタイプのピアノを指します。
グランドピアノよりもスリムになっているため、配置スペースが確保しやすいのがアップライトピアノのメリットです。
しかし、グランドピアノよりも音色が少々劣ってしまうのがデメリットと言えるでしょう。
また、配置スペースも少なく済むため、広い空間には不向きとなっており、学校の音楽室や音楽教室などに使われることが多いみたいです。
値段も20万円ほどからとグランドピアノよりも手ごろな価格となっており、家庭用や練習用としても手が届きやすいものとなっています。
ピアノの種類:電子ピアノ
電子ピアノ(シンセサイザー)は、ピアノの音があらかじめ録音されており、鍵盤を押すと同時に再生することで音を出す仕組みのものを言います。
電子ピアノの最大のメリットとして、調律の必要がなく、手軽に低予算でピアノを楽しむことができるという点です。
ほかにも、ヘッドフォンの利用ができる機種もあり、自宅などでも音を気にせずに練習が出来ます。
デメリットとしては、あらかじめ音を録音しているものを再生する仕組みとなっているため、しっかりとしたメーカーのものを買わなければ音感が狂ってしまうこともあります。
また、練習用としては便利な電子ピアノですが、演奏会等には向いていません。
ピアノ各メーカーの特徴について
ピアノを作っているメーカーはたくさんありますが、その中でもメーカーごとに特徴があります。
代表的なメーカーの口コミを集めてみましたので、ご参考になれば幸いです。
自分にあったピアノを選ぶことで、より楽しく音楽と触れ合うことができるため、試し弾きをしてみることもおすすめです。
YAMAHAのピアノ
YAMAHAのピアノは音楽にあまり触れない方でも知っているほどメジャーなメーカーとなっており、ピアノの他にも様々な楽器を作っています。
YAMAHAは音楽業界でも、定評があるメーカーとして長年ランキング上位に位置しています。
口コミとしては、
- 機種の豊富さや機能も多彩
- クリアかつ華やか
- 最高品質
KAWAIのピアノ
KAWAIのピアノはたくさんの有名ピアニストに愛されていることが多く、XJAPANの「YOSHIKI」さんもKAWAIの特注ピアノを愛用しています。
KAWAIの口コミとしては、
- YAMAHAより若干鍵盤のタッチが重め
- 優しい音色
Rolandのピアノ
Rolandのピアノも様々な有名アーティストが愛用しており、多彩な音色を響かせています。
そんなRolandの口コミは、
- 音が綺麗でエンタメ性が高い
知ってるとかっこいい、クラシックピアノの名曲10選!
次に、知っているとかっこいいクラシックピアノの名曲をご紹介していきたいと思います。
ピアノ経験者は練習してみてもいいかもしれませんね。
また、ピアノ未経験者もこれを機に始めてみてください♪
クラシックピアノの名曲:幻想即興曲/ショパン
初めにご紹介するクラシックピアノの名曲は、ショパンの「幻想即興曲」です。
ポーランドの作曲家フレデリック・ショパンが1834年に作曲したピアノ曲で、 ショパンの作品の中でも有名な名曲の一つとなっております。
幻想即興曲は、生前には出版されなかった曲となっており、ショパンが「自分の死後、この楽譜を燃やして処分して欲しい」と友人のフォンタナに頼んだが、フォンタナが遺言にそむいて公表した曲となっております。
そんなショパンの名曲の幻想即興曲ですが、複合三部形式となっており、難易度が高いベートーヴェンの「月光」と似ているとも言われることもあり、幻想即興曲も難易度がかなり高い曲の一つとなっております。
幻想即興曲はクラシックピアノ曲の中でもカッコよくて人気があり、綺麗でドラマチックな雰囲気で終わるのが特徴です。
ぜひ弾いてみたい!という方には、「幻想即興曲」の弾き方やコツについてもご紹介していますので、そちらの記事も読んでみると良いかもしれません。
クラシックピアノの名曲:ラ・カンパネラ/リスト
2つ目にご紹介するクラシックピアノの名曲は、リストの「ラ・カンパネラ」です。
フランツ・リストのピアノ曲の一つで、リストと言えばこの曲!と言える名曲が、この「ラ・カンパネラ」と言われています。
リストが「ラ・カンパネラ」を扱った作品は4曲存在しますが、一番有名でよく聴かれるものは「パガニーニによる大練習曲」となっております。
ラ・カンパネラと言えば、ピアニストのピアノ演奏会で良く聞く代表曲ではないでしょうか。
それもそのはず、この曲はとても難しい曲と知られており、テクニックを魅せたいピアニストがチョイスする曲となっております。
完璧に弾けるようになれば、凄腕ピアニストの仲間入りと言ってもいいかもしれませんね。
クラシックピアノの名曲:ノクターンOp.9-2/ショパン
3つ目にご紹介するクラシックピアノの名曲は、ショパンの「ノクターンOp.9-2(ノクターン第二番)」です。
ノクターンOp.9-2は、フレデリック・ショパンが1831年に作曲した夜想曲で、翌年出版されました。
ショパンが作曲した夜想曲の中でも最も有名な曲となっており、とてもおすすめされる曲です。
ノクターンは日本語で「夜想曲」と訳すことができ、ゆったりとして静かな夜、その中にちょっと寂しい気持ちがある様が伝わってきます。
ロンド形式風の構成となっており、右手は旋律、左手は同じリズムの旋律が繰り返されます。
そのため、難易度は低めの曲なので、ピアノ中級者の方はチャレンジしてみるのもいいかもしれません♪
クラシックピアノの名曲:エリーゼのために/ベートーヴェン
4つ目にご紹介する曲は、ベートーヴェンの「エリーゼのために」です。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1810年に作曲した曲で、ベートーヴェンの中でも有名な曲の一つとして挙げられることが多いです。
また、クラシック曲の中でも知名度高く、おすすめされることが多い名曲となっています。
難易度も高くないため、入門編として弾いてみるのもいいかもしれません。