オーケストラの意味や語源をご紹介!
オーケストラはよく聞く単語で、様々な楽器を使い、大人数で合奏をするイメージがありますが、詳しい意味やオーケストラの語源についてはご存じでしょうか。今回はオーケストラの意味について、語源を含めてご紹介していきたいと思います。
オーケストラの意味とは?
オーケストラの意味は、様々な楽器(管楽器・弦楽器・打楽器など)による合奏や、楽器奏者の集団を意味します。
日本では、後者の管弦楽曲を演奏する集団そのもの(管弦楽団)をオーケストラと呼ぶことが多いです。
「管弦楽」は、明治初期に雅楽の用語から転用されたもので、orchestra(オーケストラ)の和製漢語となっており、欧米などでは前者の様々な楽器の合奏をオーケストラと指すことが多くなっています。
オーケストラの語源は?
オーケストラは外来語で、英語でもオーケストラと発音します。
オーケストラの語は、ギリシャ語のオルケーストラ(又はオルケストラ)に由来しており、楽器奏者が演奏する舞台と観客席の間の半円形のスペースを表す言葉になります。
やがて時代の変化に伴い、舞台の上で演奏する楽器奏者の集団をオルケストラと呼ぶようになり、英語でもオーケストラ、日本でも外来語でオーケストラとなりました。
指揮者はオーケストラではない!?
指揮者はオーケストラに含めるのか?という疑問ですが、多くの場合、指揮者は演奏会ごとに違う指揮者が指揮をすることが多く、専属契約をしている場合にもオーケストラの一因には含めないとされています。
しかし、多くの指揮者は常任指揮者という特定の指揮者に、長期で指揮をとってもらうこともありますので、オーケストラを盛り上げる一員であることには変わりありません。
オーケストラとは?まとめ
オーケストラという語は、ギリシャ語のオルケストラから由来していることがわかりました。日本が指すオーケストラと海外のオーケストラでは、多少ニュアンスが違うので、注意が必要です。
オーケストラ以外にも、音楽用語には様々な外来語が存在し、歴史を感じる由来がたくさんあります。普段何気なく使っている言葉の由来をたどると、おもしろい歴史が隠れているかもしれませんね。
以上、オーケストラの意味や語源をご紹介!でした。