トランペットの音域は?最高音・最低音をご紹介! 

トランペットは吹奏楽やオーケストラはもちろん、クラシック音楽だけではなくてジャズやラテン、ポップスでも花形の楽器です。ここでは金管楽器の中でも最高音域を受け持つトランペットの出せることのできる音域、きれいに演奏できる音域についてお伝えします。

記事の目次

  1. 1.トランペットとは?
  2. 2.トランペット属の音域別種類
  3. 3.トランペットの音域
  4. 4.まとめ

トランペットとは?

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トランペットは金管楽器の種類の一つで金管楽器の最高音を担当しています。華やかな音色を持っています。クラシックでもブラスバンドでもジャズなどのポピュラー音楽でも活躍する楽器です。

今多く使われているのが3本ピストン(画像で右手で押しているところ)がついている本体にマウスピース(唇を当てるところ)がついているものです。

音は唇の振動をマウスピースで受けて出します。ピストンの押し方で音階が決まっています。

トランペット属の音域別種類

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トランペット属は音域によって種類があります。

より高い音域を担当するピッコロトランペット、トランペットより短いコルネット、トランペットより一回り大きいフリューゲルホルンが一般的です。フリューゲルホルンは管が広がっているためより柔らかい音がします。

クラシックではトランペットやコルネット、ポピュラー音楽ではピッコロトランペット、フリューゲルホルンが主に使われています。

トランペットの音域

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金管楽器の最高音担当のトランペットは実際はどの音まででるのでしょうか?

どの楽器も最低音は楽器の構造上決まっていますが、最高音は吹く人によって変わります。

トランペットの音域・最高音

音域とはその楽器が出すことのできる一番低い音から一番高い音までですが、どの楽器も最高音は出すのが難しく人によって違います。楽譜で示しましょう。

トランペットは移調楽器ですので、楽譜上の表記は次のようになります。

これは㏌B♭の楽譜なので、実音だと以下のようになります。

実音表記なら中央ドのすぐ下のミの音から3オクターブ上のミまでとなります。

しかし実際には経験や腕前によって最高音は奏者それぞれです。

また1回出たからと言って正しい音程でフレーズがコンスタントに吹けなければ実際の演奏では使えませんね。

トランペットの音域・最低音

最低音は楽器の構造上決まっています。

トランペットの音域表を見ると、ファ♯が一番低い音になっていますが、中にはペダルトーンという特別な方法でもっと低い音を出すことができる奏者もいます。

最高音と同じで安定して持続できることが大事です。

出しやすい音域

では実際よく使われて、トランペットらしい音域はどうでしょうか。

これもトランペットのinB♭の表記ですので、実際の音は以下に示します。

楽器の構造上は2オクターブ半くらいが出ますが、実際トランペットらしい得意な音域は実音で中央ドの一つ下のシ~2オクタブです。

まず初心者はこの音域で安定したきれいで才覚な音が出るようトレーニングしましょう。

まとめ

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トランペットの音域を見てきましたが、まずはより高い音を目指すより安定した音が出るようにトレーニングをしましょう。

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