ブレスとは何?音楽記号の意味を解説!

音楽用語のブレス(breath)とは?英語で「呼吸」を意味しますが、音楽用語としては何を表しているのでしょう。ここでは、音楽用語のブレス(breath)と、合唱や吹奏楽などで使われるカンニングブレスについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.音楽記号のブレスの意味とは?

音楽記号のブレスの意味とは?

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ブレス(breath)とは、息継ぎとも呼ばれ、歌や吹奏楽器を演奏する途中で息継ぎすることを指します。
ブレスがあることで、歌や音楽にリズム感や間を作ることができます。

楽譜には、「V」や「'」といった記号で表現されます。

ブレスの種類

ブレスには、口でする方法と鼻でする方法の2種類があります。

  • 口でする場合
 胸式呼吸になりやすいですが、一度にたくさんの空気が吸えるため、力強い音が出せます。
  • 鼻でする場合
 一度にたくさんの空気は吸えませんが、複式呼吸になりやすく、複数のフレーズが続く場合、フレーズとフレーズの間で比較的素早く息継ぎができます。

それぞれの特徴を考慮し、場合によって使い分けることが大切です。

ブレスの指示のない場合

譜面上にブレスの指示のない場合は、歌い手や奏者の判断に委ねられますが、その場合は「フレーズの終わり」で息継ぎするのが普通です。

ただ、何分間も続くような長いフレーズの場合、その間に息継ぎできないのは辛いですよね。中には、息継ぎせず平気で何分間も演奏できる方もいらっしゃるようなのですが、誰もがすぐにできるわけではありません。
合唱や吹奏楽など複数で演奏する場合には、カンニングブレスをすることで長いフレーズも途中で途切れさせることなく、自然な流れを保ったまま演奏できます。カンニングブレスについては後述します。

カンニングブレスについて

カンニングブレスは、各個人が他の人と異なる場所で息継ぎし、全体としてフレーズの自然な流れが途切れないようにする方法です。そのため、あらかじめ各個人のブレス位置を決めておくとスムーズです。
ソロ演奏では使えません。

フレーズにも自然な流れがありますので、ブレスにばかり囚われすぎず、音楽の流れに注意する必要はあります。
 

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