【7選】伝説的なV系ロックバンド、X JAPANが残した名曲をファンが厳選してご紹介!

派手なルックスと過激なパフォーマンスでシーンに登場したX JAPANはこれまであまりにも美しい名曲たちを残しています。YOSHIKIの悲しい生い立ち、メンバーの他界、度重なるトラブル・・・。それでもX JAPANは名曲を生み出し続ける。それが宿命かのように。

記事の目次

  1. 1.伝説的なV系ロックバンド、X JAPAN
  2. 2.悲しみをエネルギーに生み出されるX JAPANの名曲たち
  3. 3.今もHIDEと共に活動するX JAPAN
  4. 4.ファンが厳選する、X JAPANが残した名曲7選
  5. 5.X JAPANの名曲まとめ

伝説的なV系ロックバンド、X JAPAN

Photo by Fuzzy Gerdes

やることなすこと全てが伝説と化すX JAPAN。音楽的な側面はもちろんのこと彼らの言動が多くのファンの心を捉えて離しません。彼らは何故人気を集めているのでしょうか?まずはX JAPANの魅力を振り返ってみましょう。

J-ROCK史の未来を造ったX JAPANのデビュー曲『紅』

ボーカルTOSHIが「クレナイだぁーーーー!!」と叫び始まるメジャー・デビュー曲『紅』はX JAPANを世に広める代名詞になりました。日本にはまだヘヴィメタルが浸透しておらず硬派なロックンロールが主流の時代に登場した彼らは畏敬の存在として瞬く間に知れ渡ることとなりました。攻撃的なサウンドだけではなく美しい旋律が組合わされた楽曲も日本人の心を鷲掴みにしました。自分たちの音楽を信じて貫き通した結果、のちに「ビジュアル系」と呼ばれるJ-ROCK史における最も重要なジャンルを彼らは造り出して言ったのです。ドラムYOSHIKIは紅が成功したことについて「自分たちのやってきたことは間違いではなかったんだと思えた」と語っています。

伝説化するX JAPANのメンバーとファン

X JAPANはドラムYOSHIKIと幼馴染みのボーカルTOSHIの間で結成され、ギターHIDE、ギターPATA、ベースTAIJIを加え「X」としてデビューしました。TAIJIはのちにHEATHにバトンタッチ。現在はギターにSUGIZOも加入しています。唯一無二の才能と個性を持つ彼らは熱狂的に支持され神格化されています。YOSHIKIの壮絶な生き様に共鳴し作り出されるメロディ。たった一人のファンでも大切にしファンと共に生きたHIDE。迷いながらも暗闇から抜け出したTOSHI。ロックを体現し豪快に生きたTAIJI。己の世界観を貫くPATA。堅実なプレイスタイルながらも時に激しく暴れるHEATH。他界したHIDEのプレイを支えるSUGIZO。そして、X JAPANを愛しX JAPANと悲しみも喜びも共有するファンたち。X JAPANを織り成す全ては伝説となります。

世界で楽曲が評価されるX JAPAN

早くから「世界進出」を目標に掲げ活動していたX JAPAN。度重なるトラブルに見舞われながらも2009年1月香港で初の海外公演が実現し、同じ年に台湾でもライブを行いました。翌2010年にはハリウッド・コダック・シアターの特設ステージでミュージック・ビデオ公開撮影やロック・フェスティバル『ロラパルーザ』への参加、そして、北米ツアーの敢行と少しずつ夢に向かって進んで行きました。2011年にはパリなど4都市でのワールド・ツアーや南米ツアー・東南アジアツアーを成功させ世界にX JAPANの名を広めました。2012年に『ゴールデン・ゴッズ・アワード』のベスト・インターナショナル・バンド賞を受賞。世界で最も有名な『マディソン・スクエア・ガーデン』で公演し世界に於けるXJAPANの評価を不動のものとしました。その後もイギリスのウェンブリー・アリーナでの公演やアメリカのロックフェスティバル『Coachella 2018』に出演。XJAPANのライブを初めて見た海外メディアや音楽フリークは、激しいリフとエモーショナルなメロディが融合したX JAPANの楽曲とライブパフォーマンスに感動し高い評価を寄せました。ライブ中、YOSHIKIは「ロックは死んだ」と叫ばれて久しい海外ミュージック・シーンにおいて「ロックは死んでいない」と高らかに宣言してみせたです。

悲しみをエネルギーに生み出されるX JAPANの名曲たち

Photo by Serwan Melk

このように激動の道を歩みながら海外まで魅了し人気を不動のものとしていったX JAPANの根底には常に「悲しみ」がありました。幼い頃に父を失くしたYOSHIKIは悲しみのエネルギーをポジティブなエネルギーに変換して曲作りやライブを行っていると語っています。HIDEもTAIJIも他界しどん底も経験したX JAPANはそれでも世界に向けて突き進んで行きました。悲しみがあったからこそ前に進むことができ、今も生きていける。彼らの想いは楽曲へと転化され悲しみのエネルギーを得たメロディはあまりにも美しく輝き続けています。

今もHIDEと共に活動するX JAPAN

Photo by nicolecolecole

X JAPANはHIDE抜きには語れません。ファンを何よりも大切にしていたHIDEは誰からも愛されていました。HIDEが他界した今でもHIDEがメンバーのクレジットから外されることはありません。現在、X JAPANはHIDEを含めた6人なのです。2008年にリリースされた『I.V.』にはHIDEのプレイがデジタル加工された音が使用されPVにはHIDEの立ち位置にギターとマイクスタンドが置かれていました。その後もHIDEは常にX JAPANと共に歩んでいます。「Coachella 2018」ではHIDEとTAIJIがCGで映し出され全世界の前でプレイしています。なお、HIDEの追悼曲として制作されたバラード『Without you』ではYOSHIKIのHIDEへの想いが赤裸々に綴られています。

ファンが厳選する、X JAPANが残した名曲7選

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