【ドラマ】働く女性を描いたショムニ！主題歌に起用されたSURFACE『それじゃあバイバイ』について徹底考察！

サビでは、別れについて歌っています。

慣れ親しんだ友人や恋人や家族というよりは、どちらかというと会社の同僚や上司、あまり親しくない友人に対してのような感じがします。

長年付き合いのある家族に対して、アッカンベーしてさよならはあまりにも悲しすぎます。

一度は愛した恋人に対しても、そんな態度を取るなんてあまりにも人間性を疑います。

仕事でさんざんパワハラしてきた上司や憎たらしい同僚に対してだとすれば、何となくその気持ちも分かりますよね。

「さんざん悩んでみても、本当なんにもなりゃすないよ」とありますが、きっとなんの未練も思い出もないだろうから、さっさ縁切っちゃいなよ、仕事やめちゃいなよ、と椎名さんが主人公の②に対して言っているような感じがします。

すごくアッサリしていますが、楽しく生きるために今の状況をバッサリ斬って、前に押してくれる仲間や友人がいると、気持ちも楽になりますよね。


 

続いて、2番のAメロ。

これは読む人の解釈によって変わってくるかもしれませんが、おそらく椎名さん自分自身の事を歌っているような気がします。

この方は、ソロ活動をご存知の方なら分かると思いますが、自分にすごく自信がある、自分が好きで仕方ない、この生き方を色んな人に伝えたい、そんな自己愛がとても強い方です。

この曲が職場の人間関係と重ねてみると、なんだかすごく共感できる歌詞ですね。

特に、サラリーマンやOLとして働いていれば、同期が先に出世したり、上司にそれを比較されたりすると、色々不安になってしまいますよね。

世渡り上手な人になるには、とにかくコミュニケーション能力が大事になります。

いくら沢山勉強して高学歴だったり、難しい資格をもっていたり、見た目がイケメンでも、周囲や上司と折り合いが合わず、出世できない人は沢山います。

どんなトラブルも対処でき、周囲と常にコミュニケーションを取り、上司のご機嫌取りもうまく、仕事のミスも少ない、そんな誰もが羨むような存在、なかなか居ませんよね。

しかし、そういった人は周囲にバレないように、裏では仕事を調整して実はサボっていたり、実に計算高い人が多いです。

人間って怖いですね。
 

世渡り上手は決して悪い事ではありませんし、むしろ羨ましいです。

椎名さんはとても才能があり、誰もが羨むカッコいい存在です。

ただそれを周囲に自慢げに話すことは違うと思います。

もっと効率よく適当に息抜きして仕事やりなよ、と訴えかけているように感じます。

決してその生き方は許せないとか思いませんし、逆に次生まれ変わったらそういうタイプになりたいと思う人も多いのでは。

2番のサビです。

「胸をはって無茶をやれ」と出てきますが、無茶とはどの程度の事なんでしょうか。

アッカンベーしてさよならする訳ですから、椎名さんは、②が人事に上司のパワハラでも訴えてから辞めてやれ、やるならとことんやってやれ、とでも言っているのでしょうか。

なんだかドラマ半沢直樹の世界みたいですね。

世の中嫌いな上司と簡単にサヨナラできたらいいなと思っている人は、実に沢山いると思いますが、相手の事を思いやったり、自分の立場を考えるとなかなか行動で移せない人が殆どかと思います。

人間だれでも落ち込む事はあります。

そんな時、悩みを聞いてくれる家族や友人の存在は大きいですよね。

「なんだかんだ言っても、そう君がすきだから」
「うまく言えないんですけど　マイペースそれでもいいんじゃない」

この二行のメッセ―ジはとても励みになりますよね。

椎名さんの生き方や考え方は本当に素敵だしカッコいいなと感じる歌詞の内容でした。

 

さて、ショムニ主題歌にもなったSURFACEのデビュー曲「それじゃあバイバイ」の歌詞の意味を徹底考察してみましたが、いかがでしたでしょうか？

SURFACEの曲は、ロックやファンクを主体としたバンドサウンドが魅力的で、「それじゃあバイバイ」以外にも素敵な曲が沢山あります。

個人的には「君の声で 君のすべてで…」や「ひとつになっちゃえ」がお勧めです。

最新の活動として、2020年3月6日（金）と7（土）に、SURFACE LIVE 2020「ON 〜two as one〜」ENCOREと称して、渋谷ストリームホールでの大きなライブが決まっておりましたが、新型コロナウイルス感染症対のため残念ながら中止となってしまいました。

首を長くして待っているファンの為にも、ぜひ振替公演を実現してほしいですね！！

また、二人それぞれソロの楽曲も沢山配信されていますので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。