ピアノのフリー音源16選をご紹介!【エレピ/VST/MIDI】

ピアノのフリー音源は数多く存在しますが、中にはDAW付属の音源よりも音が良いもの、音作りも簡単で使いやすいものもあります。特におすすめだと感じた16種類のVSTを紹介いたしますので、ピアノ・エレピのフリー音源を探す参考にしていただければと思います。

記事の目次

  1. 1.おすすめのピアノ・エレピのフリー音源をご紹介
  2. 2.ピアノのフリー音源
  3. 3.エレクトリックピアノのフリー音源
  4. 4.フリーのマルチ音源に含まれるピアノ音源
  5. 5.ピアノのフリー音源16選 まとめ

おすすめのピアノ・エレピのフリー音源をご紹介

Photo byMabelAmber

ピアノのフリー音源は数が多く、どれを使用したらよいか判断に迷ってしまうことも多いと思います。
この記事では各音源の特徴の解説をしながら16種類紹介させていただきますので、ピアノのフリー音源探しに役立てていただければと思います。

なお無料で公開されている音源のみを紹介させていただきますが、利用に関しては各配布元の規約に従うようにご注意いただけますと幸いです。

ピアノのフリー音源

Piano One

世界的に様々な場所で使用されているグランドピアノの1つである、ヤマハのC7というグランドピアノをシミュレートしたフリー音源です。
粒立ちがよく少し固めな音色ですので、ポップスで使用してもしっかりと目立ちます。UIも分かりやすく、簡単に音作りが出来るのも魅力的です。

Piano One

  • どこにでも使いやすいピアノサウンド
  • 埋もれにくい少し固めな音色
  • 分かりやすいUIで音作りも簡単

SOFT PIANO

非常にソフトな音色が特徴的なピアノ音源です。フリーのピアノ音源はベロシティレイヤー(強弱の表現力)が物足りないことも多く、優しいタッチの音色を使いたい場合には有力な選択肢になると思います。
一般的なピアノ音源と比較するとかなり癖は強いですが、シンセプリセットの1つとして捉えると即戦力であることは間違いないです。

SOFT PIANO

  • 非常に柔らかい音色
  • フリー音源としては他にない音を出せる
  • ポップスのコードバッキングには不向き

UPRIGHT NO. 1

こちらはアップライトのピアノをサンプリングしたフリー音源です。アップライトらしい少し軽めの音色が特徴で、粒立ちの良さからポップスなどではグランドピアノの音源よりも使いやすいです。
ベロシティレイヤーは3段階ですが、試聴動画で確認してもMIDIとは思えないほどの表現となっており、動作も軽くダウンロードしたユーザーの評価も高い音源となっています。

UPRIGHT NO. 1

  • 高品質なアップライトピアノの音源
  • ポップスなどではグランドピアノよりも使いやすい
  • 小さな部屋をイメージしたサウンドで馴染みやすい

FREE PIANO

グランドピアノをサンプリングしたフリー音源で、4本のマイクで収録されおりチューニング等の細かい設定も行えるのが特徴的です。
ただし音色はグランドピアノとアップライトの中間ほどの軽さで、ピアノがメインとなる曲では少し物足りなく感じます。
ストリングスやパッドをレイヤーすることも可能で、動作も非常に軽く気軽に使えるのが良い点です。

FREE PIANO

  • 軽めな音色のグランドピアノ音源
  • データのロードも早く使いやすい
  • ストリングスやパッドをレイヤー可能

4Front Piano

紹介動画もホンキートンク、カントリー系の音楽を思わせるものとなっていますが、かなり明るい音色が特徴的なアップライト音源です。
低音がしっかり出ていますので、ベースパートが含まれるポップスなどで使用するにはDAW側での音色調整が必須となると思われます。
音色の調整を行える有料版の「4Front TruePianos」も公開されていますが、無料版でも十分使える音源となっています。

4Front Piano

  • かなり明るい音色のアップライトピアノ音源
  • 細かい音色調整は有料版を使用する必要あり

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エレクトリックピアノのフリー音源

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