ピアノの値段の相場を紹介!金額の違いはなぜ?【グランド/アップライト/電子ピアノ】

ピアノには、種類があり、ピアノによって値段もだいぶ変わってきます。それぞれのピアノの特徴と、新品・中古の値段の比較、購入するときの選び方や、中古品のデメリットなどを紹介させていただきました。

記事の目次

  1. 1.【種類別】ピアノの値段の相場
  2. 2.中古ピアノだとどれくらい安くなるの?
  3. 3.ピアノの値段に違いがあるのはなぜ?
  4. 4.まとめ

一言でピアノのと言っても、新品・中古、ピアノの種類、値段がいくらかなどを考えると、一体どんなピアノを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?

ピアノを習ってみたい、新しいピアノが欲しいと思っている人達がまず、気になることの一つに、ピアノの値段があると思います。

ピアノの値段はピンからキリまであるそうですが、なぜ金額がかなり違うのでしょうか?

今回は、ピアノの値段の相場、ピアノの種類、新品・中古の値段の違い、中古ピアノのデメリットなどについて、ご紹介したいと思います。

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【種類別】ピアノの値段の相場

ピアノには、いくつかの種類があります。

ここでは、グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノをピックアップしてみました。

グランドピアノ

グランドピアノと言ってもいくつか種類があり、大きさもそれぞれなのです。

小さいほうから、「ベビーグランドピアノ(全長約140-180cm)」、「サロン(パーラー)グランドピアノ(180-210cm)
」、「セミコンサートグランドピアノ(210-240cm)」、「コンサートグランドピアノ(240-308cm)」などがあります。

今の時代に多く使われているのは、「150-158cm」のグランドピアノです。
値段は新品のもので、「100万~300万」のピアノや、海外メーカーでは、「1000万」超えるものもあります。

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アップライトピアノ

アップライトピアノは新品で、「50万~120万」程度。

音は、グランドピアノに劣りますが、値段が手頃で家庭用として購入されることが多いです。グランドピアノとアップライトピアノは、構造には大きな違いがありません。

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電子ピアノ

電子ピアノは場所を取らず、移動も簡単で、押し入れにも入れることもできます。

新品で、「約2万~5万」のものから、「30万」以上するものまであります。

これからピアノを始める人にもピッタリで、「20万」くらいのものが人気です。夜中でもヘッドホンを使用すれば、ご近所に気兼ねなく電子ピアノを弾くことができます。

グランドピアノやアップライトピアノは、ピアノの中のハンマーが弦を叩いて音がでるアナログ式のピアノです。一方、電子ピアノは、デジタル回路が作動することにより、ピアノの音色である電子音が鳴ります。電子ピアノは楽器ではなく、「電化製品」であるため、値段が安く、また、シンセサイザーなどピアノ以外の音で演奏することもできます。

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中古ピアノだとどれくらい安くなるの?

中古ピアノの値段は、だいたい新品ピアノの半額程度が多いようです。

それぞれのピアノの新品・中古の値段はいくらくらいでしょうか。

中古グランドピアノの相場は?

グランドピアノの新品・中古の値段をメーカーごとに比べてみましょう。
 

  ヤマハ カワイ スタインウェイ ベーゼルドルファー
新品 180万~ 180万~  1000万~  1100万~
中古 70万~ 50万~  600万~  600万~

日本メーカーと海外メーカーの値段の差がかなりありますね。海外メーカーは中古でもかなりの高額です。海外メーカーに手が出ない人は、日本メーカーを検討してみてはいかがでしょうか。

中古アップライトピアノの相場は?

今度は、アップライトピアノの新品・中古の値段をメーカーごとに比べてみましょう。
 

  ヤマハ カワイ スタンウェイ ベーゼルドルファー
新品 70万~ 50万~  400万∼   450万~
中古 30万~ 25万~  250万~   不明


グランドピアノに比べてかなりお手頃価格になっていますが、やはり海外メーカーは高額ですね。しかし、中古になると日本メーカーのものはとても買いやすいかもしれませんね。
 

中古電子ピアノの相場は?

では、楽器ではなく、電化製品である電子ピアノの新品・中古の値段はどうでしょうか?
 

  ヤマハ カワイ ローランド
新品  8~25万  9~~30万  10~25万
中古  3~5万  2~5万   不明


ピアノに比べてかなりお求めやすい値段に設定されていますね。これでしたら、気軽にピアノを始められそうです。
 

中古ピアノのデメリットとは?

中古ピアノですので確かに購入価格は安いのですが、ハンマーやフェルト類・弦などの消耗部品の寿命の問題にぶつかります。前の持ち主が新品から使っているので、遅かれ早かれ部品交換で25万~60万以上の修理費がかかったりします。

また、自分だけでなく、前の持ち主が使用してきた癖を調整してリセットするのに手間をかけて20万以上コストがかかるのです。

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ピアノの値段に違いがあるのはなぜ?

ピアノの値段はさまざまであることがわかりましたが、ここからは、値段が違う理由を探っていきたいと思います。

ピアノの種類による値段の違い

ピアノの値段はピンからキリまであります。それには大きな理由があります。

それは、「大量生産でできるピアノ」と「職人による手作りピアノ」の大きな差です。

例えば、グランドピアノとアップライトピアノは構造には大きな違いがないのはお分かりだと思います。しかし、製造段階で大きな違いがあったのです。

グランドピアノは、熟練された職人が手作業で一つ一つ作っています。アップライトピアノは、工場で大量生産されているものが多いのです。しかし、中には、職人が手作業で作っているものもありますが、その場合は、値段が大量生産のものよりも高額になります。

同じ種類のピアノの値段の違い

同じ種類のピアノでも、値段の違いがあります。「新品・中古」か、「メーカーは国内・海外」か、「購入・レンタル」かなどです。

一番高額なグランドピアノを購入したいならば、新品に手が届かない場合は、中古でも良いでしょう。
予算がだいたい決まっているのならば、予算にあった種類やメーカーで選べます。

安いピアノで良い場合は、中古で購入もしくは、レンタルサービスを利用することもできます。

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まとめ

ここまで、主にピアノの値段について書いてみました。自分に合ったピアノを購入するためにはいろいろな選択肢がありますので、ぜひ、参考にしていただけたら幸いでございます。

そして、ピアノは購入した後、使っていく上でとても大事なことがあります。常に良い状態でピアノを使い続けるにはメンテナンスが必要となってきます。これを怠るとせっかくのピアノの音色が残念な音に変わってしまいます。大事なピアノをできるだけ長く愛用していくためにも、ピアノの調律は必ず定期的に行ってください。

下記の記事をぜひ参考になさってください。

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