【sumika】アップテンポで何度聞いても飽きない「ふっかつのじゅもん」とは?

アニメなどのタイアップで人気が高まっているsumika。そんな彼らの曲、「ふっかつのじゅもん」がファンから大きな支持を集めています。こちらではsumikaの「ふっかつのじゅもん」について、面白いと評判のMVのご紹介や、歌詞の考察をたっぷりとまとめています!

記事の目次

  1. 1.ポップで聴きやすい曲で人気のsumika
  2. 2.中でもアップテンポな「ふっかつのじゅもん」はsumika定番の人気曲
  3. 3.sumika「ふっかつのじゅもん」はMVも見ていて飽きないと話題になった
  4. 4.sumikaの「ふっかつのじゅもん」歌詞の意味など考察!
  5. 5.sumika「ふっかつのじゅもん」まとめ

sumika「ふっかつのじゅもん」はMVも見ていて飽きないと話題になった

sumikaの「ふっかつのじゅもん」はMVもなかなかユニーク、と話題になりました。

「ふっかつのじゅもん」の歌詞の意味は、次の項で詳しく解析しますが、大人気RPGゲーム、「ドラゴンクエスト」シリーズに出てくる言葉ですよね。ドラクエはゲームがお好きな方であれば一度は通ったゲームではないでしょうか。

しかしドラクエシリーズを知らない、という方に簡単にご説明しますと、ドラクエ1、2では一旦ゲームをやめるときに「ふっかつのじゅもん」を王から授けられ、次回また始めるときにそれを入力しないと始められない仕様となっていました(メモリーカードのようなものが当時はなかったので)。これを間違ってメモをとってしまったりなくしてしまって違うじゅもんを入力すると復活できず、また最初から…ということになってしまった経験を持つ方は多いと思います。

この曲はまさにそれを題材にしたものだと解析できますが、MVを見ているとところどころ、4人が横向きに並んでいるシーンが登場し、それがまるでドラクエのパーティーの並びのようでクスっとさせられます。

メンバーが元気に跳ねまわるようなシーンも、なかなかユニークですよね。

sumikaの「ふっかつのじゅもん」歌詞の意味など考察!

sumika ふっかつの呪文
Photo by1820796

それではここからは「ふっかつのじゅもん」の歌詞に込められた意味や思いを解析していきましょう。

毒喰らってしまっても堪えて 光差す方手の鳴る方へ 
矢が刺さってしまっても 堪えて 強引にだって進んでいく

錆びた剣ならあるのさ ずいぶん前に携えた
オギャーって生まれた時には もっと光っていたっけな

「ふっかつのじゅもん」の歌詞は、ドラクエあるいは冒険もののRPGをプレイしたことがある方であればそのゲームを思い浮かべながら聴いていると、大変分かりやすくなると思います。
ドラクエやRPGゲームの用語を引用し、現代社会で戦っている我々(sumikaのメンバーたちも含む)への応援メッセージ、と受け取れることができるでしょう。

「毒喰らってしまっても」「矢が刺さってしまっても」これらは敵モンスターからの攻撃ですね。現代社会においては例えば上司からのいびりであるとか先輩からの嫌味だったり、色々な意味に受け取れると思います。

しかしそれでも勇者(自分たち)は耐えて光が見える方へと進んでいきます。

反面、「オギャーと生まれたときはもっと光っていた剣」、昔は夢や希望に満ちていたのにだんだんとその輝きを失っていく、そんな焦りもうかがえます。

勇者候補の皆様は ずいぶん前に消え去った 
世界はモンスターだらけ ひとりぼっちで 戦りあっている

逃げる事も多くなって 鞘の中いつの間にか 錆び付いていたりして

毒喰らってしまっても 堪えて 光差す方 手の鳴る方へ
矢が刺さって 倒れてもいつかは会心の一撃見舞う

「勇者候補の皆様」の歌詞は、他の、同じように夢みていた仲間やライバルたちのことを指すのでしょう。いつのまにか皆夢を諦めてしまい、気づけば自分一人、しかし世界はモンスター(敵)だらけ、それでも負けずに足掻いている…そんな様子でしょうか。

そんな中、時には逃げることも覚えてしまった自分を叱咤し、いつかは自分を苦しめてきたモンスターたちに「会心の一撃」をくらわせてやる、という強い意気込みもこの歌詞からは感じます。
 

ヘイヘイ 倒せよモンスター ふっかつのじゅもんを 唱えるよ
それでアイヤイヤイヤイ 猿になって 錆びた剣 振り回していくんだ

ヘイヘイ 倒せよモンスター ふっかつのじゅもんを唱えるよ
それでアイヤイヤイヤイ 猿になって 会心の一撃見舞う
 

ここの歌詞、「ふっかつのじゅもん」と「猿」がどう結びつくのか、筆者が個人的に考察してみたのですが、ふっかつのじゅもんには実はいくつか決まったものがあり、それを入力するとある特定の「主人公」になってそこからプレイできる、という都市伝説のようなものが存在しました。

分かりやすく言うと、とある文句を入れると、「〇〇」という名前、特定のレベルで持ち物はこれ、という主人公に生まれ変われるのです。これが何パターンか存在し、当時はファンの間で話題になったものでした。

この歌詞は、ふっかつのじゅもんで猿に生まれ変わったものの、錆びた剣で会心の一撃をお見舞いしてやる、と意気込んでいるサマを描いているのかもしれません。

ダウン ロー スリーピーと重なり 瞼もついに落ち切った
ダウン 綺麗な花に見とれ 無惨に綺麗に騙された

起きた時にはお金や 身ぐるみ全部なくなって
ゴミとみなされた 剣だけが 横たわっているよ

しかし勇者はさまざまな攻撃をモンスターたちから受け、とうとうダウンしてしまいます。人生の中には、綺麗な女性に見惚れ、うっかり騙されて失恋してしまった、なんていう苦い経験もあることでしょう。

気がつけば身ぐるみ全て剥がされた状態、つまり、この歌詞からは失うものはなにもない状態、とも受け取ることができます。しかし剣だけは自分のもとに残されていた、というのは、今は輝きを失ってしまったけれども自分の夢や希望だけはまだある、と気づいた瞬間でしょうか。

sumika ふっかつの呪文
Photo byOpenClipart-Vectors

勇者だけではない 世界の中で 未だ仲間には 出会えずにいるけど

毒喰らってしまっても 堪えて 光差す方 手のなる方へ
錆びた武器が 唯一の装備でもドラゴンにだって 挑んでいく

満身創痍勇者はそれでも光差す方 手の鳴る方へ
心のままに自分騙さずに 信じる道へ高鳴る方へ
光差す方角には 賢者や魔法使いや戦士やシーフ
いばらの道の先 手を叩き暴れるのを待っているんだぜ

普通、ドラクエなどRPGではだいたいすぐに仲間に出会い、パーティを組んで冒険を進めていくシナリオになっています。しかし自分は、長い事冒険をしていても未だに仲間(同志)に巡り合えていません。

それでも、錆びた剣でもラスボスに等しいであろう大きなドラゴンに立ち向かっていきます。この場合のドラゴンは自分が叶えようとする夢そのものを指しているのでしょうか。

何度も夢破れても立ち上がる勇者のそばにはいつのまにか戦士やシーフ(盗賊)、賢者、魔法使いなど、ドラクエなどではよく見る職業の人たちが集まってくれていました。

これはこの前の歌詞「未だ仲間には出会えずにいる」に繋がるものですよね。必死だったときには気づかなかったけれど、自分の近くには応援する人や同志がじつはいるのです。

さあそして歌詞はラストのサビへと入っていきます。

ヘイヘイ 今日も明日も信じた光を目指していく

それでアイヤイヤイヤイサルになって
会心の一撃見舞う錆びた剣が光り出した

まだ夢が叶ったわけじゃないけれど、それでも今日も闇雲に、光を目指して勇者はモンスターと戦い、道を切り開いていきます。

しかしそれでも、錆びた剣がいつの間にか光を取り戻しました。自分の夢にやっと光が差し始め、希望が持てるようになった、そんな状態でしょうか。

夢を叶える(ラスボスを倒す)までにはたどり着きませんでしたが、この物語の勇者は1人からようやく仲間を作ってパーティーを組み、武器も使えるようになりました。

何かとストレスの多い現代におけるわたしたち、そして夢を諦めかけようとしている人たちへのとてもとても心強いエール、応援歌のような、「ふっかつのじゅもん」はそんな歌になっています。

人生をまるで冒険もののゲーム、RPGにたとえてユニークに、そして分かりやすく物語りにすることで、もう少し気楽に(ゲームをプレイするように)やっていこうぜ!と励ましてくれているようにも聞こえますね。

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