【WANIMA】青春が詰め込まれたWANIMA名曲「ともに」、花王「8×4」のCMソングにも起用された!

花王「8×4」のCMソングとしても有名なWANIMAの『ともに』。眩しく輝く青春を感じさせながらも、幅広い層に評価される人気曲ですが、この曲にはどんな想いが込められているのでしょうか。今回は、WANIMAの『ともに』の製作背景や歌詞に注目してみました。

歌詞に込められた想いや意味とは

少しでも多くの人に届くようにと製作された『ともに』の歌詞には、いったいどのような想いが込められているのでしょうか。

CMと言えば、30秒ほどの短い時間で視聴者に何かを伝えなければなりません。

だからこそ、CMソングでは一言でも言いたいことがわかるようなストレートな言葉が使われることが好まれることも多いようですが、WANIMAはWANIMAらしさを貫いた言葉を詰め込むことで、30秒でもしっかり想いが伝わるような歌詞を綴っています。

さらに、『ともに』の歌詞を製作している途中に彼らの故郷でもある熊本で地震が発生するということがありました。

そのため、この楽曲の歌詞には熊本への想いや意味合いも込められています。

テーマがある楽曲の中で自分たちなりのメッセージや想いを表現するというのは難しいことです。しかし、それでもしっかり自分たちの想いを込め、それが評価される楽曲となること。

楽曲の製作背景や込められた想いを知れば知るほど、WANIMAのすごさを思い知らされます。

Photo byHermann

どれだけ過去が辛くて暗くても 昨日よりも不安な明日が増えても
悩んだり泣いたりする今日も 進め君らしく 心踊る方

自分自身を肯定してくれる。そんな温かさが感じられる歌い出し。

「昨日よりも不安な明日が増えても」という表現は、悩みを抱える心やその辛さを絶妙に表現した言葉であると思います。

どうしても不安で悩んで、明日が来ることへの恐怖。どんな人であっても、いつだって前向きな気持ちでいれるわけではありません。誰もが持つ心の弱さを理解してくれているからこその言葉。

たとえば「明日になれば何かが変わる」というような不安定な励ましではなく、本当の心に寄り添った言葉が綴られていると感じます。

別れ道に立つ ともに唄う
重ねた日々は変わらず残る
千切れそうな今縫い合わせ
思い出したあの頃

”別れ”とは人生で避けて通ることはできないもので、その悲しみや辛さにくじけそうになってしまうこともあります。

でも、たとえば大切な人と別れてしまったからと言って、あなたは一人ぼっちになるわけではありません。

別れの悲しみも分かち合えるように”唄う”。

悲しいときも辛いときも、WANIMAが一生に唄ってくれる。

WANIMAが何のために音楽の道を歩んでいるのか。その理由の1つが垣間見えているような気がします。

たとえ大切な人が目の前からいなくなってしまっても、遠く離れ離れになってしまっても、過去までもが消えてしまうわけではありません。

あなたと誰かが過ごした日々は、紛れもない事実で変わることなく2人の間に残ります。

消えない思い出があるからこそ、別れの悲しみも乗り越えて、1人ぼっちなのだと思わずに生きていけるのです。

Photo byminanfotos

個々に辿り着くまでに
色んな景色をみて来たんだろう
待ち焦がれていた
出逢えてよかった ありがとう
この想いよ 届け

”個々”に辿り着いたという表現からは、今立っている場所は同じでも、1人1人が持つ経験や歩んできた道があるという想いを込められているように感じます。

辛いこともあたっだろう。それでも今ここで会えたことが嬉しい。

”ともに”という言葉には、まず「出会い」があるということを改めて気付かせてくれます。

大切な人と出会えたからこそ、”ともに”歩んだり、”ともに”泣いたり、”ともに”笑ったりすることができるのです。

”個々”に”ここ”に辿り着いた。さりげない表現からも、WANIMAというバンドが言葉と言うものをどれだけ大切にしているのかがわかります。

生きて耐えて時に壊れ泣いて迷う影に笑顔咲き誇る
生きていれば…命さえあれば…

「生きていれば…命さえあれば…」という歌詞は、震災の被害に合った熊本への想いやメッセージが込められています。

「命さえあれば」、いつか光を見ることができる。

これは逆に言えば、生きていなければ光を見ることができないということです。

生きていれば、逃げ出したくなるくらい辛いことに襲われることもたくさんあります。

しかし、生きていなければ楽しいことにも幸せなことにも出会うことができません。

辛いとこにこそ胸に響くWANIMAの励ましの言葉。

命を大切にすること、生きることを諦めてはいけないこと。

そんな大切なことを、音楽を通して教えてくれるWANIMAの姿は、人によっては暑苦しく感じるものかもしれません。

しかし、全力で自分の信じる道を進むこと、必死に生きること、一生懸命努力することはダサいことではなく本当にかっこいいことだと、WANIMAがその姿を持って私たちに見せてくれるのです。

まとめ

Photo byscartmyart

”部活”、”汗”、”青春”。

そのテーマをWANIMAらしく入れ込みつつも、その先まで表現する。この曲は、WANIMAの実力を世の中に見せ付ける1曲となったのではないでしょうか。

テーマのある書き下ろし曲は、期待に応えたいというプレッシャーもあります。

そんな状況の中でも、自分たちの想いや言葉を全力で込めた楽曲を生み出すWANIMA。

だからこそ、『ともに』はただCMソングとして印象に残るというだけでなく、WANIMAにとっての名曲として今も愛される楽曲になっているのです。

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