楽器の「バスーン」と「ファゴット」の違いとは?

オーケストラの中で目を引く茶色の筒を束ねたような長い楽器があり、とても気になりました。調べてみると「バスーン」や「ファゴット」とありました。ファゴットとバスーンは違いがあるのでしょうか?二つの楽器になどんな違いがあるのでしょうか?

記事の目次

  1. 1.バスーンとファゴットの違いとは?

バスーンとファゴットの違いとは?

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木管楽器の仲間、吹き口にオーボエと同じ二枚リードをつけて吹くファゴットはバスーンと同じ楽器です。ファッゴットは「薪の束」という意味のイタリア語です。また英語ではバスーンと言われます。

ファゴットもバスーンも大きく4つに分かれていて演奏するときに組み立てて吹きます。組み立てた時の長さは135㎝程度ですが、2つの管を折り曲げているような形のため全部伸ばすと約260㎝にもなります。

演奏するときはストラップを使い楽器を斜めに構えて吹くためオーケストラなどでパッと目の入るのですね。長い管のため音域は中央ハの2オクターブ下の低音から4オクターブ弱と広いです。

また楽器の特徴で広い跳躍音程が得意で、また音色からおどけたようなメロディーを吹くことも多くあります。
楽器自体はドイツ式とフランス式があり、現在はドイツ式が多く使われています。

しかしフランス式はドイツ式より音程がとりにくい、音量が小さいなどの欠点もありますが、音色を好んで使う作曲家もいます。

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