じわじわと人気に火がつく邦ロックバンド『mono no aware』に迫る!人気曲も合わせてご紹介

着々とその存在を世間に知らしめている新進気鋭のバンド「MONO NO AWARE」。彼らの楽曲は独特のメロディーラインや歌詞が特徴的で、その楽曲のすべてから彼ら独自の感性が伝わって来ます。そんな「MONO NO AWARE」の人気曲や歌詞についてご紹介します。

今話題になりつつある『mono no aware』

「MONO NO AWARE」は八丈島出身のメンバーと大学の同級生の4人で結成されたバンドで、読み方はそのまま“モノ ノ アワレ”。バンド名の由来は、吉田兼好の『徒然草』で使用される”もののあはれ”という言葉から来ており、留まることなく流れていく川のうたかたと、自身の音楽性の特徴となっている1つの枠にとらわれず常に”変化”していく姿が照らし合わされています。この”うたかた”というのは彼らのキーワードともなっており、「MONO NO AWARE」のグッズとして「うたかたトート」と名づけられたトートバッグも販売されています。

彼らの音楽性や楽曲は音楽業界でも高く評価されており、「RUSH BALL2019」、「BAY CAMP2019」など、今年もさまざまなフェスへの出演が決まっています。

経歴

「MONO NO AWARE」が結成されたのは2013年です。その後2015年12月に、初の自主製作盤となる『舟』をリリース。2016年には1stシングルとなる『イワンコッチャナイ』をリリース。

2017年に、1stアルバム『人生、山おり谷おり』をリリースし、その発売を記念するイベントとなる「天下一舞踏会」を渋谷WWWにて開催し、ソールドアウト。2018年には2ndアルバムとなる『AHA』をリリースしました。

メンバー紹介

玉置周啓

「MONO NO AWARE」のボーカル・ギターを務める玉置周啓。「MONO NO AWARE」の楽曲の作詞・作曲も担当しています。

東京都の八丈島出身で、彼らの楽曲には”東京”をテーマにしたものも多く存在します。バンドの音楽性について、八丈島という地元の地域性を強く反映させるつもりもなく、八丈島で生まれ育ったことが音楽性に大きく影響を与えているとも考えていないが、”東京”と”八丈島”では生活については大きく違うと語っており、八丈島では中学2年生まで秘密基地で遊んでいたというエピソードも。

加藤成順

「MONO NO AWARE」のギターを務める加藤成順は、ボーカルの玉置と同じく東京の八丈島出身で、彼が玉置に一緒にバンドをやろうと声をかけたことをきっかけに、「MONO NO AWARE」が結成されることとなりました。

竹田綾子

「MONO NO AWARE」のベースを務める竹田綾子は、ボーカルの玉置と大学で出会い、玉置に誘われたことをきっかけに「MONO NO AWARE」のメンバーとなりました。

柳澤豊

「MONO NO AWARE」のドラムを務める柳澤豊はこのバンドに最後に加入したメンバーで、2015年1月に彼が加入したことにより「MONO NO AWARE」は現在の体制となりました。

Photo by 8og

玉置周啓と加藤成順は同じ八丈島出身で、高校卒業後、玉置周啓は東京の大学に、加藤成順は群馬の大学に進学しました。

玉置周啓は楽曲の製作にはずと取り組んでいましたが、バンドとしての活動は行っておらず、そんな彼に加藤が一緒にバンドをやろうと声をかけたと言います。その後、玉置周啓は同じ大学で出会った竹田綾子に声をかけ、さらに2015年にドラムの柳澤豊が加入して現在の体制となります。

「MONO NO AWARE」のメンバーは全員が平成生まれのようですが、それ以外の生年月日などの情報は公開されておらず、メンバーが出会った大学がどこかの情報なども明かされていません。そんな秘密が多いところも、このバンドの魅力の1つに感じられますね。

『mono no aware』の音楽性

「MONO NO AWARE」の音楽性は、ポップという確かな土台を持ちながら、ジャンルにとらわれないというところが特徴となっています。

天才的な言葉選びのセンス、奇想天外なメロディーライン、リズムも予測不可能で独特なのになぜか心地よく聴ける。「MONO NO AWARE」の音楽は、曲によってコンセプトもジャンルも大きく変わる、1つの型にとらわれない「大衆音楽」なのです。

『mono no aware』ファンが選ぶおすすめの人気曲

井戸育ち

2017年3月2日にリリースされた1stアルバム『人生、山おり谷おり』に収録されている『井戸育ち』。

歌詞のセンスの高さが話題となった楽曲で、歌詞に登場する”カエル”の存在からタイトルとなっている「井戸育ち」の意味が理解でき、その表現のおもしろさに気づきます。サビの韻を踏んだ歌詞もユニークで、でも面白みの中にどうしよもない切なさや哀愁が感じられるたまらない1曲です。

東京育ちのあの子は 公共施設を飛び出し
放蕩の旅を始めて とうとう数年経った
届いた絵葉書には 高揚をさそう景色が
もうどうしようもなくなって 泥水を飲んだ

イワンコッチャナイ

絶妙な古臭さと新しさが混ざり合ったかっこよさを持った『イワンコッチャナイ』は「MONO NO AWARE」の1stシングルとして2016年にリリースされました。

誰もが経験する”言わんこっちゃない!”の瞬間をユーモアたっぷりに切り取ったような歌詞に、耳から離れない中毒性のあるメロディーが印象的な1曲です。

轟々雷音

遊び心とセンスに溢れた『轟々雷音』は、独特な音楽なのに体が自然とリズムに乗ってしまう不思議な強い魅力を持っています。

爽やかで流れるようなメロディーが心地よく、音楽とのコトバのおもしろさを最大限に表現している楽曲です。

轟々雷音

凱旋門下鬼遊可
且雷門下鬼遊可
私願世界中旅行
私願嗅初嗅良香

漢字だけを並べて音読みだけで歌詞を作る。まるで違う国の言葉のように聞こえる、言葉遊びのセンスと最強にオシャレなメロディーの組み合わせが「MONO NO AWARE」らしさを感じさせます。

A・I・A・O・U

気づいた時には繋いでた
手も繋ぐことはもうなくなったね

でも生き様は見てた
今それを追ってるんだ

ありがとう

映画「沈没家族 劇場版」の主題歌である『A・I・A・O・U』は、2019年4月3日に配信シングルとしてリリースされました。

「MONO NO AWARE」の衝撃作で、涙なしでは聴けない作品です。

独特のリズムと言葉遊び。しかし、その言葉遊びもただ奇をてらっているだけというわけではなく、しっかり1つ1つが意味を持ち、歌詞の世界観がより深く伝わるように作られています。

ぜひ、しっかり歌詞を聴いて、歌を聴いて、MVを観て味わってほしいです。

まとめ

「MONO NO AWARE」の楽曲はどれもが違った強い個性を持っており、リスナーをいろんな世界に連れて行ってくれてずっと聴いていても飽きさせない魅力と中毒性を持ったバンドです。ユニークな歌詞に心をくすぐられたり、深い歌詞に感傷に浸ったり、彼らの音楽を聴いていると心が豊かになるような感覚を味わうことができます。

まだまだこれからさらに人気に火がつくこと間違いなしのバンド「MONO NO AWARE」の今後の活躍にもぜひ注目していきたいですね。

関連記事

記事を評価する

記事を評価しよう

Article Ranking