初心者向けヴィオラのおすすめ3選!選び方は?

最近注目されつつある、ヴィオラという楽器。内声パートを受け持つだけでなく、ソロとしても音の魅力を感じさせてくれる奥の深い楽器です。その魅力に、私も弾いてみたいと思う方も多いと思います。今回は、ヴィオラの選び方やおすすめの楽器を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ヴィオラの選び方
  2. 2.初心者向けヴィオラのおすすめ3選

ヴィオラの選び方

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オーケストラで演奏される弦楽器といえば、どんな楽器を思い浮かべますか。
ソロの楽曲でもよく聴くバイオリンやチェロ、ジャズや吹奏楽でも使われているコントラバスは、イメージしやすいかもしれません。

もう一つ、オーケストラで使われる楽器で大切なのは、「ヴィオラ」です。

ルネサンス期に生まれ、バイオリンやチェロなどと共に発達してきた楽器ですが、オーケストラの中では中低音域を担当しています。多くの作曲家がヴィオラの魅力に気づき、ヴィオラの魅力を引き出せる曲を作曲するようになりました。

最近では、ヴィオラのソロのコンサートなどが開かれ、ヴィオラの音の美しさに注目が集まっています。ソロで聴くと、今まで気づかなかったビオラの魅力に改めて気づくのではないでしょうか。

しかし、いざヴィオラを始めようと思ってもヴィオラには様々な種類があり、どんなヴィオラを使ったらよいのが困ってしまいます。一体どんなヴィオラを選んだら良いのでしょう。

ヴィオラの大きさ

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ヴィオラはどんな楽器が説明する時に、「バイオリンと形が似ていて、バイオリンよりも大きい楽器」と説明することが多いと思います。

しかし、その大きさに明確な基準はありません。ヴィオラのだいたいの平均的な大きさはあるものの、実は大きさはバラバラなのです。

平均的なボディの大きさは、40cm前後です。一般に、大きいヴィオラの方が、音が深く良い音が出ます。よりチェロに近くなると言えるかもしれません。

しかし、大きなヴィオラを持って演奏するということは、重くて体に負担がかかるということです。初心者は、操作性の良い、小さめの39.5cmや40.5cmのヴィオラを使うとよいでしょう。

また、比率で作られているので、ボディが大きさによってネックの長さも変わってきます。
弾いた時の指の感覚も変わってしまいます。

ヴィオラの厚みも楽器によって違います。
ヴィオラを持ってみて、自分に合ったヴィオラを選ぶと良いでしょう。

好みの音色

大きさと同じように、ヴィオラは楽器によって音色が違います。チェロのように深く落ち着いた響きのヴィオラもあれば、バイオリンのような華やかな響きのヴィオラもあります。

弾く人の音のイメージによって、全く選択肢が変わってきてしまうのがヴィオラです。

また、アンサンブルの中で弾くのか、ソロで弾くのかといった演奏の目的でも、選ぶ音は変わってきます。どんな音で弾きたいのかをイメージしておくことが大切です。

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弾きやすさ

ヴィオラは楽器が大きい分、音が鳴りにくいのがです。弓を弦に引っ掛けて、音を鳴らすまでに時間がかかります。

チェロ、コントラバスなど大きな楽器ほど、弓を弦に引っ掛けて音を鳴らすまでに時間がかかります。実際に弾いてみて音が鳴りやすいものを選ぶと良いでしょう。

また、弓によっても弾きやすさが変わってきます。
自分が扱いやすく、音色が自分の好みと合う弓を使うと良いでしょう。

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初心者向けヴィオラのおすすめ3選

ピグマリウス Pygmalius スタンダード

Pygmalius ヴィオラ

参考価格: 148,500円

出典: 楽天
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楽天148,500円

ピグマリウスは、日本の弦楽器総合メーカーのArchetが扱うバイオリン・ヴィオラのブランドです。多彩な音の表現力は高い評価を得ており、プロの演奏者も利用しています。

スタンダードはその中でも、初級モデルのヴィオラです。
上級者でも十分使える楽器ですので、初心者でも扱いやすくおすすめです。

スズキ No.2

スズキ ヴィオラ

参考価格: 81,277円

出典: 楽天
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楽天81,277円

日本の弦楽器ブランドとして有名なのがスズキです。創始者の鈴木政吉氏の飽くなき追及によって数々のヴァイオリン属、ヴィオラ属の楽器が日本で生み出されました。
入門用として使用する方も多く、弦楽器ブランドとして長年日本で親しまれてきました。

No.2は生産終了となってしまった型ですが、中古でもまだ市場に出回っている商品です。
入門用のモデルですが、ヴィオラとしての味わいのある音を楽しめます。

セットで販売されており、これからヴィオラを始める方におすすめです。

カルロジョルダーノ

ヴィオラ

参考価格: 31,000円

出典: Amazon
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Amazon31,000円
楽天

カルノジョルダーノは、中国で製造されている、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのブランドです。入門者用モデルとして人気が高まっています。

VL-1は入門用のモデルです。
入門者モデルですが、演奏しやすく、音の質も良いため、人気があります。

中級者モデルのVL-2もあり、定価価格ながら音が良いと評判があります。どちらもセットで販売されており、ヴィオラを始める方におすすめです。

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