ついにピアノ教室もオンライン化?!手軽に始められるオンラインピアノとは
各ピアノ教室がオンライン化していますが、実際のメリット・デメリットが気になるところです。新型コロナの影響で自宅待機を余儀なくされ、外出が困難な生徒・講師たちを中心に今オンラインピアノ教室が注目されています。経験者のリアルな意見を参考に役立つ情報をまとめました。
ついにピアノ教室もオンライン化?
2020年3月に新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が政府から発表され、自宅でピアノレッスンができるオンラインピアノ教室が注目されています。
「3つの密」を避けるための外出自粛要請を受け、講師・生徒ともに音楽教室や音楽スタジオに通えないからです。
緊急事態宣言は長期に渡っています。
長くレッスンに通えないと、生徒の技術低下や習熟度低下にもつながりますし音楽への熱量もなくなってしまうことがあるかもしれません。
独学で練習すればするほど、後々直すのが大変な癖がついてしまう恐れもあります。
今は携帯電話でのビデオ通話も日常的なものになりつつあるので、オンライン音楽教室はやろうと思えば難しいことはないようです。
オンラインピアノ教室とはどんなものなのか、必要なものややり方など役立つ情報を紹介します。
オンラインピアノ教室のメリット
オンラインピアノ教室は自宅でレッスンを受けられるので、実際に教室やスタジオに通う必要がありません。
移動時間や移動費用が掛からない上に、動画を見ながら何回も復習可能です。
精神的・身体的理由から外出が難しい人も、オンラインだったらピアノを習うことができます。
たとえば自宅にこもっているお子さんにオンラインピアノ教室をすすめることで、向上心が培われるかもしれません。
今まで実際に生徒と会ってレッスンを行っていた講師・教室は、オンライン反対派が多いと聞きます。
しかし自宅待機要請がなくなった後も、さまざまな可能性を持っているオンライン音楽教室のほうが主流になるかもしれないと言われているようです。
オンラインピアノ教室のデメリット
直接のレッスンを行っていた講師にオンライン反対派が多いように、やはりデメリットもあるようです。
ほとんどの楽器は、フォームが大切になります。
実際に触れることができれば早いですが、言葉で伝えたりイラストで説明したりしなくてはいけないため、姿勢や指などのフォーム修正に時間がかかるようです。
端末を通した音しか聞けないため、音色や響きの指導を行うのが難しくなります。
さらにビデオ通話にはタイムラグが生じるので、リアルに対面してのレッスンでよくあるような講師の演奏に合わせて弾くことも困難です。
臨機応変にテンポを落として講師と生徒が一緒に弾くなどの時、これができないと問題になります。
オンラインピアノ教室に必要なもの
オンラインピアノ教室には必要なものがいくつかあります。
レッスンをはじめる前にまず、道具をそろえ環境を整えましょう。
Wi-Fi
ビデオ通話を利用するため、Wi-Fiなどのネット環境は絶対不可欠になります。
携帯電話の回線を使ってもよいですが、ビデオ通話は通信料がかかるのであらかじめWi-Fiを用意するほうがよいでしょう。
スマートフォン・タブレット・パソコン
当然ですがビデオ通話をするためにスマートフォンやタブレット、カメラが付いたパソコンが必要です。
講師・生徒の両方に2つずつあると、全身と手元の両方を映しながらレッスンすることが可能になります。
1つの通話機器で必要な時に手元を映す方法でもよいですが、意外と面倒なのではじめから2つ用意しておくと便利です。
ヘッドホン
オンラインピアノ教室はビデオ通話を基本としたものです。
全身を映し出すことが基本になるため、通話機器から距離がある場合も多いでしょう。
そういった時のために講師の言葉がよく聴こえるよう、Bluetoothのワイヤレス・ヘッドホンを用意してください。
イヤホンでも大丈夫ですが、ヘッドホンのほうが音質が良いのでおすすめです。
生徒・講師が共有する楽譜や資料
楽譜はもちろんですが、楽譜の他に説明を分かりやすくするためにオンラインレッスン用の資料を用意したほうがよさそうです。
言葉で説明が難しいことを、今まではその場でホワイトボードなどに書いていた講師の方もいたでしょう。
もちろんオンラインレッスンでもそれは可能ですが、あらかじめやることが決まっているのであれば共通の資料を送っておくと話はスムーズです。
楽譜・資料は従来通り講師側が準備し、メールやデータ交換ができるアプリなどで同じものを共有しましょう。
三脚
スマートフォンやタブレットの高さを調整し、固定できる三脚を用意してください。
譜面台でも代用できます。
カメラで全身を映し出すため必要です。
伸縮式の三脚
PAUHANA 水準器搭載 4段伸縮レバーロック式 軽量三脚4段アルミ三脚 スマホ用ホルダー付 PH-SK1
参考価格: 953円
最高1000㎜ほどの高さまで調整することができます。
通常のカメラ・ビデオカメラの三脚でもありますが、スマホホルダーがついているタイプのものです。
タブレットスタンド
(Bidear)タブレットスタンド スマホ ホルダー 360度回転可能 38cm-140cm高さ調節可能 主体調節でき 折り畳み式 フレキシブルアーム 寝ながら 根元強化 下垂防止 3.5~10.6インチ 便利スタンド (ホワイト)
参考価格: 4,399円
1400㎜まで高さ調整が可能です。
360度回転させることができるので、横からだけでなく上から自分を映し出すこともできます。
フォルダはiPad・スマートフォン両方のものがあるようです。
ラップトップスタンド
ラップトップスタンドはライブなどの際にもドリンクを置いたり、小物を置いたりするために使用されますが、ノートパソコンを置くこともできます。
高さは720mm~1200mmほどに調整可能です。